スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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学校に警備員を?
前回の記事を書くにあたり、報道された発言内容がフィンランド教育庁のホームページにないかと思って調べたところ見当たらなかったのだが、かわりに長官の別の発言で「学校に警備員を導入すべきでない」というものがあった。

これはOpettaja紙(Opettajaは「教師」という意味)で主筆の Hannu Laaksola氏が、増加している教師への暴力から教師を守り、校内の安全を確保するために警備員を置くべきだとアメリカ、エストニア、リトアニアなどの例を引いて書いたのに対するものだ。

1月8日の記事に書いたように、校内暴力に対する教師の研修が行われるくらいだから暴力が増加しているのは確かなようだし、それは長官も認めている。しかし警備員で解決するのではなく、予防措置によって健全で安全な学校環境を守るべきだと長官は言う。

校内の安全は外注でではなく、学校の暴力予防プログラムと迅速な対応によって確保すべきだというのだ。

長官はまた、警備員が校内にいるようになることが生徒にどういうメッセージを与えるかを考えるべきだという。より不安と恐れをいだくのではないか。そして警備員だけで済むのか。次のステップは校門への金属探知機の設置ではないかと。

実際、金属探知機を設置している学校がどこかの国であるのではなかっただろうか。こうして警備と暴力のいたちごっこがエスカレートしていったら、そもそも学校の目的は何なのだろうということになってしまうと思う。


テーマ:子供の教育 - ジャンル:学校・教育

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