スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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教育省の掲げる改革
2日付のAamulehti紙に,教育省の作業部会が提案しようとしている義務教育の改革についての記事があった。

この提案が通ると,まず小中学校を通して400時間の授業が増加される。現在の5750時間から7%ほど増えることになり,OECD諸国の授業時間の比較で少ない方から2位だったのがドイツと並び日本より少し少ない程度になる。増加する授業は体育と芸術科目で,これは1月14日に書いたとおり。

授業科目としては「演劇」と「倫理」が新設される。

外国語教育がさらに低学年で始まり,言語数も増える。最初の外国語(A1)は2年生から始まり,少なくとも3言語から選択できるようにする。2つめの外国語(A2)は遅くとも5年生から始まる。3つめ(B1)はおそらく選択だと思うが,6年生からになる。その時期に第二の母国語(フィンランド語が母語の生徒ならスウェーデン語,スウェーデン語が母語の生徒ならフィンランド語)の授業も始まる。外国語で授業を受けることも容易になる。

また科目の選択の幅が広まる。現在でも特に中学校ではかなり選択があるが,たとえば理科なら生徒の好みによって生物を多めにしたり物理を多めにしたりといったことが可能になるという。

現在ほとんどない学校のクラブにも時間が割かれるようになる。

この改革について6~7年生にインタビューした結果も載っていたが,「倫理って?」という反応が多いようだった。

さあどのように実現するだろうか。そのころ息子はもう中学校にいないのであるが。


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