スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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補習授業(続・報告書)
前回書いた、フィンランド教育庁の報告書(⇒記事原文)でのもうひとつの問題、補習授業について。

フィンランドの小中学校では、必要に応じて生徒に補習授業をすることになっている。補習授業のしかたとしてはは小グループのことも個人授業のこともあり、その生徒に合った教え方をすることができる。

しかし報告書によると、この補習授業の実施のしかたは自治体により大きな差があるということだ。地方ごとの差はそれほどはないが、全般には都市部の方が農村部より実施されているという。

補習授業そのものは法律で決まっていても、生徒にとって必要であるかどうかの判断は自治体しだいだ。報告書は、この必要性の判断がもっと的確に行われるべきだとしている。現状では、行われるべき補習授業が行われていないという状況も自治体によっては起こっているという。

息子の場合も、まだフィンランド語や教科によっては理解度に不安があるので、担任の先生との話し合いで補習授業を受けられることになっている。実際行われたこともあるのだが長続きせず、担任から聞くところでは「補助授業を行う予定ですよ、ただ今はちょうど教員の都合がつかなくて」といった状態だ。

2年前までいた別の小学校でも補習授業はあるにはあったが、やはり都合がついたときにぱらぱらと行われる感じで、定期的に効果的に行われるとは言いがたい状態だった。補習授業というのはフィンランドの教育の重要な要素だったはずだが、この報告書でも判ったように、現実としては必ずしも効果的に実施されているとはいえないようだ。


テーマ:教育 - ジャンル:学校・教育

この記事に対するコメント

こんにちは。
補習授業なんてあるんですね。行うならもっと計画的に行ってもらいたいところですね。しかし、フィンランドでは子どもの教育に熱心な感じがしますね。日本も学力低下が問題となっているので、各小学校によって目標を掲げているみたいですが・・。なかなか、目に見える達成感はありませんね(多分)。
フィンランドは学力が高いというイメージがあります。と、いうのは、そういった内容の本があるからです。確か・・「フィンランドの子どもの学力は高い」っていう雰囲気のタイトルだった気が・・。
【2006/12/13 04:49】 URL | un #- [ 編集]


熱心といえば、確かにいろんな制度はうまくできているかもしれません。
しかし日本の教育熱心さと比べると、全体的にはのんびりしたものだと感じますね。
【2006/12/13 23:25】 URL | Sommoro #p1QXke2c [ 編集]


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