スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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道路の融雪剤
11日付のAamulehti紙に,道路への融雪剤の散布についての議論が載っていた。

記事によると,フィンランド全体で1年に8万4千トンの融雪剤が,道路全体の1割ほどの箇所に撒かれているそうだ。散布量は道路1メートルあたり1年に7kg。それほどの量が撒かれているとは知らなかった。

融雪剤反対の理由は,融雪剤を使わずに道路を乾いた状態にした方がスリップしにくい,融雪剤で車の部品が傷むことがある,道路の雪が解けていると泥はねがひどくなって車のガラスやヘッドライトを汚し,視界が悪くなる,そして道路際の動植物への影響が心配といったことだ。また,融雪剤を使うより雪かきと交差点付近への砂利の散布をするべきだという。

これに対し,道路管理局では統計的に融雪剤を使った方が事故が少ない,砂利ははねあげられてフロントガラスを傷つけることがある,などと反論している。

以前は冬になると道路の上を風ですーっと流れていく雪を見ることが多かったのだが,近年はマイナスの気温でも道路が濡れている感じがして,融雪剤のせいかとは思っていた。

融雪剤のない状態ではちょうど0℃くらいのときが最もスリップしやすいが,ある程度冷えると融雪剤を含んだ雪がまた凍りかけてしまうので,融雪剤の有無によって滑りやすい温度が変わってしまうというのは不安だ。またあまりに多量の散布はやはり環境への影響が心配だと思う。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

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