スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

教師の給食費
以前にも書いたが,フィンランドの小中学校では給食は無料で,教室ではなくカフェテリア方式の食堂で昼食をとる。

9日付のAamulehti紙に出ていた記事によると,タンペレ市ではこれまで食事中の子供を見守るためとして無料で提供してきた教師への給食を,今学年から有料化することになった。給食の材料費は62セント(約85円)だが,その他のコストとして1.70ユーロ~4.50ユーロ(約235~620円),そして消費税も含めて教師が負担することになる。一方,教師にとっては食事中の生徒を監視する義務はなくなる。

無料の食事が有料になるだけかと思ったら,意外と長期的な影響があるようだ。教師の給食費が公費負担だったときは無料の昼食は1食あたり3.30ユーロ(約450円)の収入と見なされ,税金もかかっていた。それがなくなるのだから,給与明細の所得税・地方税の源泉徴収額は減って手取り自体は上がる。一方,計算上の収入減により年金保険料も減るので最終的に受け取れる年金も減ることになる。1食の額は小さくても毎日のことだから積もれば大きいわけだ。

昨今の不況で市の財政が厳しくなっているからだが,タンペレ市によるとこの有料化をしない場合,年間で12人の教師が雇用できなくなるそうだ。それほどの額になるとは。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://koulu.blog76.fc2.com/tb.php/384-fbd9eaac
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

Sommoro

Author:Sommoro
フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

ショートカット
フィンランド三大誤解
東郷ビール フン族 サウナ
『欲ばり過ぎるニッポンの教育』
同感な点 変な点 教師の比較
学力関連
PISA 達成度 数学力 国語力
外国語教育
小学校英語 英語一辺倒 瑞語 選択肢 干渉
教科書見比べ
理科 数学 歴史
授業時間・日数
時間割 登校日数 1日多い
学級定員
長官提言 給与増の影響 動向 10年生 統計
校内問題
いじめ 暴力 護身術 警備員
進学問題
評価格差 選考基準 出願 合格点 進路問題
日本との違い
教育費 国旗国歌 採点 人種 解答欄 クラス移動

下のカテゴリー分類もどうぞ↓



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。