スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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言葉の解釈
夕食の途中で,息子が唐突にこんな話を始めた。

「おとうさん,1本の木の幹が途中で折れて倒れているとして,」
「うん?」
Miltä korkeudelta puu on katkennut っていったら,どの位置のことだと思う?」

ちなみにこのフィンランド語は日本語訳するとしたら“どの高さから木は折れているか”ということだ。まあ訳した日本語で考えても正解にたどりつけるとはいえないのだが,参考までに。

息子がこれをどういうつもりで聞いているのか判らないが,とりあえず素直に考えて指で示しながら答えた。

「木の幹の,折れた位置の高さだろ。」
「そうか…」

あきらかにがっかりしている。さらに「お母さんは?」と妻に聞き,違う答えを引き出したいようだった。

それというのも息子の考えによると,聞いているのは折れる前の木のてっぺんの高さだというのだ。

それまで黙っていたのだが,実は先日の数学のテストが返ってきて,唯一間違えたのがこの問題だった。

200905matikka.gif

このところ数学では三平方の定理を勉強していて,これはその応用問題なのだ。息子は折れた点の高さを簡単に計算したのだが,斜辺の長さを足して折れる前の木の高さを回答にしてしまっていて,この間違いがくやしかったらしい。

私が思うには,Miltä korkeudelta puu on katkennut では倒れる前のてっぺんの高さとは解釈しにくい。息子のフィンランド語は現地の子供にひけをとらないくらいになっているとはいえ,まだこういうこともあるのかなと思ったが,さらに話を聞くと他にも同じ解釈をして答えた子がいたというので,フィンランド人でもそう解釈することもあるのかと,少しほっとした。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

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