スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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L と R
息子がノートに reirikoulu と書いている。正しくは leirikoulu、先日行った修学旅行(⇒10月12日の記事)の「キャンプ学校」のことだ。

フィンランド語はLとRを区別し、lauta(板)と rauta(鉄)のようにLかRかで全く意味が変わる。Rはいわゆるべらんめえ調の巻き舌、スペイン語やスウェーデン語のRに近い。ちなみに r と rr、l と ll も発音として区別する。私自身は一応LとRを別に発音するしはっきりした発音なら聞いて区別できるが、速いスピードの会話に出てきたら区別する自信はない。妻にいたってはLとRの区別はなく、つまり自分の頭のなかにはラ行音しかないと断言している。綴りの違いは単語で覚えているだけらしい。

息子は8才でフィンランド語を始めた(実はそれは2回目。経緯については⇒9月10日の記事)。よく聞くのは、6才以降ではネイティブのようにLとRを区別することはできなくなるという話だ。

だから息子はLとRの区別を習得できる年齢を、ちょっと過ぎていたかもしれない。

で最初に戻るが、件の単語を指して「これ、読んでごらん」と言ってみた。息子、「レ…(読めない)、あ、間違ってるね」と言って直した。書くとき間違ったり目で見て気づかなくても発音してみると判るらしいが、こういう感覚は私にはない。むしろ目で見た方が間違いに気づくのだが。してみると息子は音として区別しているのかもしれない。

息子は生まれてから4才までフィンランドに住んでいた。小さいころは家庭内で日本語だけだったが、外に出るようになってフィンランド語を覚え、一時期は日本語のラ行が全てフィンランド語のRになってしまった。日本語としてはかなり違和感のある発音だが、あまりいろいろ言うとかえってよくないかなと思って静観していた。そうこうするうちに日本に引越し、あっという間にフィンランド語を忘れると同時に日本語の発音も自然になった。フィンランドに戻ってきてからは日本語のラ行音に影響せずにLとRを習得したようだ。つまりこんな変遷をたどったことになる。

ラ行音のみ

LとR

ラ行音のみ

ラ行音とLとR

小さいときに習得したことは、2度目に始めたとき全く記憶に残っていなかった。どこか深層に残っていて習得しやすくなったのか、それもとゼロから始めるのと全く同じだったかは本人にもわれわれ親にも判らない。実際のところどうなのだろうか。


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