スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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若者の携帯の好み
フィンランドのIT産業といえばまずノキアだが、ノキアの第3四半期決算報告についての分析の記事に添えてフィンランドの若者の携帯の好みが 10月20日のAamulehti紙に出ていた。

10才から17才の若者にインタビューした質問は、

1.携帯は薄いほうがいいか
2.携帯で最も重要な機能は
3.他にはどんな機能を使うか
4.新しい機能としては何が欲しいか

なのだが、

1の「携帯の薄さ」については、ほとんどがその必要はないと答え、薄いに越したことはないという意見もあったが、薄くても厚くても変わりない、薄いのを高い値段で買うのは無駄、の方が一般的なようだ。

2の「重要な機能」に対してはほとんどが電話とショートメッセージという、昔からある機能だけを挙げている。ショートメッセージは、携帯メールのおかげで日本ではほとんど使われない機能になったが、GSM方式を使ってきたヨーロッパではやや意味合いが違い、事業者が違っても相互に送れるなど日本での携帯メールにだいたい対応する。ただし絵文字のようなものはない。

3の「他の機能」にも反応は乏しい。せいぜいテレビ番組欄を見たり、MP3で音楽を聴いたり、カメラを使う程度。iモードに代表される日本のような携帯向けコンテンツがあまりないし、撮影した画像を送るマルチメディアメッセージもあるけれどあまり使われていない。

4の「新しい機能」にも全く消極的で、何もいらない、特にない、もう充分など。

というわけで携帯の新機種などにはあまり興味がない様子。大きくて重くて古くても、電話とメッセージさえできればいいようだ。こういった考え方は若者だけではないのだが、日本と違って携帯の本体と加入権を原則として別々に買うというシステム、つまりごく低価格か無料で携帯を新しいものに換えたりできないという状況も一因であろう。

ただ、この国の若者も携帯の所持率や使用頻度は日本に劣らず高い。駐車場や飲み物の支払いに携帯を使うのは以前からあるが、最近では市バスの回数券代わりに携帯を使うシステムも導入されている。日本とは違った方向の携帯の使い方が広がっている。

日本の、小さくて華やかな携帯や豊富なコンテンツといったケイタイ文化を見せてやりたい気もする。若者がそれにのめりこむのもどうかと思うけれども。今後、この国でも日本のような使い方になっていくのかどうか注目したい。

kannykka.jpg

息子の携帯。この妙なボタンの配置が好きらしいが私には使いにくい。ちなみにうちには固定電話はない。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

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