スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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教職員の現状調査
フィンランドの教職員組合(OAJ)が先ごろ行った調査の報告書によれば、子供の落ち着きのなさや自分勝手さといった言動のために教師の疲労やストレスが増大しているらしい。

調査結果によれば、56%の教師が生徒に充分な時間が割けないと答えているが、特に生徒数が20人を超える場合は72%、26人を超えると82%という高率になる。この原因として、40%の教師が近年の業務の増加を挙げている。

近年の予算の制約は教師に節約を強いるものともなっていて、何らかの節約を余儀なくされたと答えた教師が半数に上る。特に教材を節約しなくてはならないということだ。

4分の1の教師に身体的な暴力やその恐れがあり、また40%は生徒の親から妨害されていると感じている。

そういえば少し前に息子が、授業のグループ分けが異なる物理の授業のときは静かでいいと言ったことがあったので驚いたのだが、授業中の態度の悪さでまいっている教師は多いようだ。

日本のニュースでも同じような傾向の話を聞く。教師をとりまく状況については、まだ日本よりフィンランドの方がましなのではないかと思っていたのだが…(参考:07年2月15日の記事)。

職場の雰囲気自体には60%が満足しているが、現状に不満を抱く教師は3分の1に上り、職業選択をやり直すとしたら再び教師の道を選ぶと答えたのは45%しかないそうだ。

こういった傾向が続くと、フィンランドの教育の良いところが失われていってしまうのではないかと気がかりだ。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

この記事に対するコメント

>子供の落ち着きのなさや自分勝手さ

フィンランドの大人にもあてはまるので、不思議はないかと。
日本も含めて大人がきちんとしていないと駄目な気がします。
【2008/04/10 17:21】 URL | nuutajarvilainen #A.5s70/U [ 編集]

nuutajarvilainenさん
これはまた手厳しいですね。自分勝手な人はどこにでもいますが、
落ち着きのない人は多いでしょうか。

大人がきちんとしてないと駄目、は確かにそうですね。

【2008/04/10 22:43】 URL | Sommoro #- [ 編集]


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