スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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月の光
明け方、目を覚ますと月の光がこうこうと窓から差し込んでいた。半月だった。

明け方の半月だから下弦の月かあ…。と寝ぼけた頭で考えつつ、あれ何かおかしいなとも思ってみる。西の空に出ているから実は上弦の月だ。日本での、上弦の月は夜半には沈むものという考えがこびりついていて勘違いしたのだが、「夏の月」で書いたように高緯度地方では月が妙な時間に妙な位置に出ていることがあって日本で習ったようにはいかない。

月の出が毎日50分ずつ遅れる、というのも小学校の理科で習って疑いもしなかったが、実は高緯度になると前日より早く月が出ることもあれば2時間遅れることもある。だいたいなぜ月の出の時刻で教えるのだろう。せめて南中時刻が50分ずつ遅れるといえばまだ近い値になるし、月の入りはその前に月が見えているから時刻を実測しやすいけれど月の出はいつ起こるか分かりにくいというのに。

また金星は日の入りのすぐ後か日の出前と習ったが、高緯度だともっとずっと幅があり、真夜中近くに見えることもある。

それから3つの明るい星を結んだ夏の大三角、冬の大三角というのがあるが、こちらでは真冬に夏の大三角がよく見える。冬の大三角も見えることは見えるが、シリウスが低い位置なので木立ちなどに隠れると三角形に見えないことが多い。夏はというと、白夜なので三角形どころか星が見えない。

日本の小学校の理科の教科書を息子に勉強させていて、星の動きについてはこんなふうに説明しにくいことがいろいろあった。一方、フィンランドの理科(自然科)ではなぜか月や星の動きはあまり出てこなかったと記憶している。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

この記事に対するコメント
こんばんは
夏の月のお写真も拝見。
あかく湖面(?)にたなびく影を落とす様,日本の月と別物に見えます。
きっと,私の先入観なのでしょうけれど(笑)
天体の学習,ほんとうにお国柄ですね。
生真面目に観測して,「何時にどんな形の月がどの位置に・・」と指導することよりも,
もっと,天体の動きや位置の規則性や,もっと広い捉え方ってあるのかも知れません。

私も,こちらの過去ログを少しずつ拝読。
小学校編も読みたいなと思いました。
きっとお子様,いろんな思いを抱えて頑張ってられたのでしょうね。
だからこそ,中学校でのご活躍お祈りします。
【2008/02/16 18:18】 URL | とし #IY7bLZJE [ 編集]

としさん
おっしゃるとおり、理科では現象の記憶が主になってしまっていたような気もします。
どうしてそうなるかという原理を理解していれば、緯度が変わったりしても
応用できるのですけどね。
私は元々天文が好きなつもりでしたが、こちらで日本との違いをまのあたりにしてから
やっと日周運動や年周運動が本当に納得できた気がしました。もちろん、
分かる人には日本にいてもどこにいても分かることなのですが。

息子は、こちらの学校の勉強と日本の教科の勉強とで負荷が大きくなるのは少し
かわいそうですが、いいこともあると信じてもうしばらくがんばってもらいたいなと
思っています。
【2008/02/17 00:09】 URL | Sommoro #- [ 編集]


昨日は十五夜でした。

実は、旧暦(中国では農暦)ですと、元宵節といって、1年で
最初の十五夜になります。
中国での正月行事は、これを持って終了します。

ちょっとしたお祭りになりまして、その模様をアップしており
ます。
お時間のある時にでもご覧になってみて下さい。
【2008/02/22 07:07】 URL | 孤舟居士 #5mJJictk [ 編集]

孤舟居士さん
写真、拝見しました。きれいですね。中華な雰囲気がなんとも
いえないです。
中国のお正月はにぎやかだそうですね。私もいつか見る機会が
あったらと思いつつ写真で楽しませていただきます。

【2008/02/22 17:56】 URL | Sommoro #- [ 編集]


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