スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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点数制移住ビザ
3日付のAamulehti紙に出ていた記事によると、フィンランドへの移住ビザの付与を、いろいろな条件による点数の合計で判定する案が議論されているそうだ。

このような点数制は、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで実施されているらしい。フィンランドの現行制度では、居住ビザや就労ビザ(最近一元化したかもしれないがよく憶えていない)の判定条件はあまり明確にされていないし時間もかかる。この案では、必要条件を満たした移住希望者について、項目ごとの点数を合計した点数で判定するというものだ。

必要条件とは、健康であること、年齢が20~55才であること、重大犯罪の履歴がないこと、フィンランド語の初歩ができるか学習を受ける費用が捻出できる、あるいは英語が自分の職業分野で充分できる、などである。

項目ごとの点数としては、まず年代により、20代は20点、50才以上は5点などの差が出る。職業分野で高得点なのは医師、看護師、保健師、保育師、溶接工などで50点、建設労働者や調理師など40点、エンジニア、テクノロジー分野の専門家30点などとなっている。言語ではフィンランド語力が高ければ15点、中程度のフィンランド語で10点、中程度のスウェーデン語力で5点など、フィンランド語とスウェーデン語で差があるのはちょっと意外に思えた。

この他、就職先の有無などで点を加えて合計70点以上なら合格ということらしい。

現在、フィンランドでは他の欧州各国に比べれば移民は少ない。このような移民政策の転換は、近い将来さまざまな分野、特にフィンランド人が敬遠する、単純労働や学歴をあまり必要としない分野での労働力が不足するという状況を打開しようとするものだ。将来どころか現在でも、特に医療分野での慢性的な人手不足は深刻である。

単に移住の許可だけでなく、移住の勧誘や移住後のケアなどが計画されているらしい。まだ具体的な立法とまではいかないようだが、今後どうなるだろうか。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

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