スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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10年生
1日付のAamulehti紙に、タンペレ市の10年生は6%で全国の2%に比べてかなり高いという記事が出ていた。

10年生というのは義務教育9年の後、学習が不十分な場合に任意でもう1年履修する学年のことだ。話にはよく聞くのだが、実際にどのくらいの割合の生徒が10年生になるのか知らなかったのでちょうどいい情報だった。

学習不十分でやり直しというとというと落第生のようだが、中学校修了に必要な勉強をきちんとするという点でポジティブにとらえられている。この記事でも、市の教育コーディネータは誇らしくタンペレ市の補助教育は充実しているのだとコメントしていた。

第10学年生履修の申請は週明けから始まり、面接などによってその週のうちに可否が決定されるそうだ。申請者の多くは、高校や職業学校への進学ができなかった生徒たちだが、中には進学しても中退して10年生をやり直す生徒もいるというので驚いた。また、進路をまだ決められなくて10年生を履修することもあるそうだ。

個人的な又聞きなのだが、やはり進学先が決まらず、といって第10学年の履修を認められるほど中学校の科目の習得が足りないわけでもない子供がいて、行き先に困っているという例もあるらしい。この記事では全ての生徒に何らかの行き先が見つかると書いていたが、現実としては困難な場合もあるということなのだろう。これから中学校になる息子、3年後に第10学年生履修の心配などしなくてすむといいのだが…。

記事によれば、第10学年の履修自体を中断する生徒というのはまれだそうだ。また市内にある中学校のうちでも、理論的科目を中心に学習する学校や職業訓練に重点を置いた学校など特色があるそうだ。それは知らなかった。第10学年というのは単に学習に落ちこぼれた生徒を再教育する学年というわけではないのだなあ。

フィンランド語だが、Aamulehti紙に第10学年についての特集記事がある。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

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