スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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いじめ問題と教師の負担
フィンランドの教育は国際的に高い評価を得ていると言われているが、実際の教育現場の悩みは大きくなっているとYLE放送のラジオニュースが伝えていた。

特に問題になっているのはいじめ問題への対処で、いじめ問題については昨年11月11日にも書いたが、従来のいじめの他に新しいさまざまないじめ方、たとえばネットで中傷したり個人情報を公表したりといったいじめが出現しているらしい。

こういった問題に対処しなくてはならないことで教師が本来の業務を充分にできなくなったり、精神的・肉体的に疲労して病休を取るといった例もあるようだ。

フィンランドの教育現場の問題点、特にいじめや学級崩壊といった授業以前の問題は日本より相当少なく対処の仕組みもしっかりしていると思っていたし、今でもやはりその感はあるのだが、こういった報道を聞いているとそう気楽ではいられないかなという気がしてくる。日本での問題に近づいている感じがする。

息子から聞くところでは、少なくとも現在のクラスや学年では目だった定常的ないじめはないようだが、それもたまたまかもしれない。

それにしても負担が担任の先生に集中してしまうのはなんとか避けられないものだろうか。以前聞いていたところでは、学級の問題は担任ひとりで抱え込まず学校の組織や教師のチームで解決する方策があったようだが、ニュース中の教師のインタビューなどを聞くとそれも常に機能するとはいえないようで心配だ。


テーマ:いじめ - ジャンル:学校・教育

この記事に対するコメント

ごぶさたしています。
ついつい,フィンランドの教育を理想郷のように捉えてしまいがちなので,日本と同じように,いじめや教師のストレスがあるのを知ると,なんとなく驚いてしまいますが,人間の社会である以上,ある意味当然ですね。
それでも,教師の抱える問題を,チームでシェアするという発想があるというのは,健全だと思います。責任問題や,自らの弱さのせいにして,根本解決を先送りにしていない点で,一歩先をいっているように思います。
(ちょっと主題から外れますが,TBさせていただきました。お許し下さい。)
【2007/05/05 07:36】 URL | つくい #gGiHTux6 [ 編集]


つくいさん、こんにちは。最近フィンランドのいじめや暴力問題もよくニュースで取り上げられるようになってきた気がします。とはいえほとんど問題のない学校もあるし、いろいろでしょうね。日本もそうでしょうけど…。
チームでのシェアもですが、とにかく担任1人にまかせないで何とか皆で解決しようという考え方はあると思うんです。
【2007/05/05 15:59】 URL | Sommoro #- [ 編集]


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