スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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寒波続く
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11月としては珍しいことだが,前回からまだ寒波が続いている。むしろ寒さは厳しくなった。今朝の気温は -20℃,日中も気温はあまり上がらなかったが少し日が差したときはダイヤモンドダストがきれいに見えた。木々のこずえにはうっすら霧氷がついた。

湖もしっかりと凍り,近所の親子が湖に25メートルプールほどの区画を除雪してスケートリンクを作っている。ふだんはせいぜい1月か,年によっては作れないこともあるのに11月中にとは驚きだ。去年は12月半ばに湖を歩く人がいて,それでさえずいぶん早いと思ったのに。

天気予報によればまだ次の週末までは寒波が続くようだ。


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今日の湖
20101121.jpg

ここ数日真冬日が続いている。近所の湖は全面結氷し,雪も少しつもって冬らしい景色になった。犬を散歩してもよごれないので具合がいい。

冷え込むと晴れることが多いのだが,空はずっと厚い雲に覆われ暗い。

この寒さはまだしばらく続くようだ。


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二次方程式の解き方
201011toisen.jpg

息子は数学で二次方程式や二次不等式の勉強をしている。

日本の,中学の数学でも習った内容も多い。ところが,フィンランドと日本では二次方程式の解き方でちょっとした違いがあるようだ。

日本では,二次方程式を解くのに3つの方法を使う。

1.因数分解をする
例)
    x 2 + 2x - 3 = 0
    (x - 1) (x + 3) = 0
    x = 1, -3


2.平方完成をする
例)
    x 2 - 4x + 1 = 0
    x 2 - 4x + 4 = 3
    (x - 2) 2 = 3
    (x - 2) = ±√3
    x = 2±√3


3.解の公式に代入して求める
(上の写真の式)

そして与えられた方程式がどれで解けるか見当をつけて解くのが定石だと思う。

ところがフィンランドでは二次方程式の解法といえば解の公式への代入一本槍らしいのだ。教科書を見てみるとかろうじて
    x 2 - 5x = 0
    x (x - 5) = 0
    x = 0, 5


    5 x 2 - 20 = 0
    x 2 - 4 = 0
    x 2 = 4
    x = ±2


という例が出ていて,これは因数分解と平方完成ともいえるが,bが0とかcが0のごく簡単なケースだ。一般には因数分解で簡単に解けそうな方程式でも解の公式に代入して解く。

まあ物理など実利的に二次方程式を解かなくてはならないときは,因数分解しやすいとは限らないから最初からあれこれ考えずに解の公式に頼るのが面倒がなくていいともいえる。

解くという目的を達成できればいいのだからとにかく解の公式を使う,というのはテストなどで電卓を使って計算していい(使ってはいけないこともあるが)というフィンランドでの方針と,どこか共通するところがあるとも感じる。

しかし数学の問題というものはただ解が得られればいいというだけでなく,手順を工夫してきれいに解くことで得られるものもあると思うし,そういう手続きを通じて式の取り扱いを体得し,おおげさかもしれないが数学的センスを身につけるという意味もあるのではないかと思う。

そういう点では日本式にいくつか解き方を知っているのはいいことだと思うのだが…。ともかく,日本との差が比較的少ない数学という教科での面白い違いだと思う。

息子は日本の教科書でも数学を勉強したので3つの解き方を知っている。因数分解で解いていたら,教室でそんな解き方があるのかと珍しがられ,さらには回りの生徒が真似し始めたらしい。


日本式カット?
しばらく前のことだが,地域紙に日本のトレンドを取り入れたヘアスタイルを売り物にしているという小さな美容室の記事が出ていた。

こんな田舎でといぶかったのだが,どうやら美容師さんは学校を出て間もない若い女性で,日本ファンらしくマンガやアニメの類をたくさん持ち,日本の美容についても本やネットで勉強してはいるが日本に行ったこともないらしいと分かった。

ちょっと面白そうだと思ったのだが,住所とか電話番号とか,記事にも書いてなければネットで調べても見つからないのである。それでしばらく忘れていたのだが後日,犬の散歩をしていてその美容室を偶然発見した。駅の近くの,といっても無人駅だが,人通りもまばらな道に面する建物の2階である。看板も目を引かない地味なものだが桜の花の絵があしらってある。

そこでちょうど散髪の時期になっていた息子に行かせてみた。あまりお客はいないらしく,翌日の予約は簡単に取れた。以前は別な人の店で,どういう経緯か知らないが美容師さんが入れ替わったようだった。

散髪の終わった息子の頭を見て,特にまあ変わった髪形とはいえないが相談して今流行りの非対称カットにしたという。髪質が硬いので驚かれたそうだ。息子の髪の毛は日本人としては一般的だと思うが,フィンランド人の細くコシのない髪質からすれば硬いと思われても無理はない。日本人の髪を切るのは初めてだったようだ。

一般的にいって,理容・美容の技術の高さと複雑さでは日本とフィンランドの間にはものすごい落差があると思う。それぞれの考え方の違いや髪質の違いがあるとはいっても。フィンランドで美容院に行くのをいやがる日本人女性も多い。せっかくだからこの美容師さんには日本でちょっと修行してもらって実際の日本式技術を取り入れてもらったらいいのにな,などと思う。


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Author:Sommoro
フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

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