スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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学期末の現象
息子の中学校生活も残すところあと1週間となった。

最後の週はクラスでの遠足など時間割にかかわらない活動が予定されているが,2週間前である今週初めごろからもう本来の教科学習は少なくなって,映画を見たりなど消化授業のような内容になっているようだ。

隣のクラスでは物理の時間にもう学習することがないので休みにしてしまい,それが朝だったので学校に来るのは次の時間からでいいと言った先生がいたとか。

年度末はいつも授業時間が余っているように思える授業ぶりだが,中学校最後だからか今回は特に顕著に思える。今週が,経費削減のための教員一時休業(→3月4日の記事)に当たったことも影響しているのかもしれない。

登校日数や授業時間が日本や他の国と比べても少ない上,このような授業のしかたでは実質の教科学習はさらに少ないのではないかと思ってしまう。これで必要な量の学習ができているのだろうか。


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突然の暑さ
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ここ1週間ほど,最高気温が25℃を超える記録的な暑さが続いている。

夏の初めに一時的に気温が高くなることはときどきあるが,これほど長く続いたのはちょっと記憶にない。日差しの強さ,日の長さもあって暑くてしかたがない。木陰は快適だが家の中は暑さがこもる。

この辺は最も暑い7月でも平均気温が16℃かそこらなのに,この時期にここまで暑くなるとは。木々は一気に緑になり,いろいろな花も咲き始めた。白樺の花粉もすごくてあちこち黄色い粉で覆われている。

人々も浮かれだして,湖畔で泳いだり船に乗ったりバーベキューをしたりと,真夏のような楽しみ方だ。

早い時期に暑くなると夏本番は冷夏という経験則があるのだが,今年はどうなるのだろう。

天気予報によればこの週末あたりから気温は下がり天気は悪くなるようだが…。


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フィンランド語習得の難しさ
Aamulehti紙によると,フィンランドで大学を卒業し就職しようとしている外国人留学生たちにとって,フィンランド語の習得がネックになることが多いのだそうだ。

フィンランドはヨーロッパの中でも英語がよく通じる国で,特に大学などアカデミックな場や外国人の多い環境では英語だけでことたりてしまうことが多い。さらにフィンランド語はマイナーな言語でフィンランド人しか使わないと思われていることも多く,相手が外国人というだけで英語に切り替えるフィンランド人もよくいる。英語だけでなく他のヨーロッパ言語に堪能なフィンランド人も多く,結果として長年フィンランドに住んでいてもフィンランド語が話せない外国人は珍しくない。

私自身も,フィンランド語で話しかけているにもかかわらず英語で返されるという経験を何度もしている。まあそれはフィンランドに限らずスウェーデンでもそうで,スウェーデンでスウェーデン語を使おうと思ってもなかなかできないのだけれども(笑)。

そんなわけで留学生はフィンランド語を使う機会がなかなか得られず,会話力が伸びないというのだ。とはいえ就職するとなるとフィンランド語力も必要になるというから皮肉なことである。


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白樺の芽吹き

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白樺の芽吹きが始まった。1日のうちにも緑の濃さが違うくらい,一気に芽吹いてゆく。

去年,一昨年は早かったのでそれに比べるとだいぶ遅い気がするが,本来はちょうど今ごろだと思う。

気温も週初めごろは 0℃前後だったのに一気に20℃にもなり,そのためか白樺の花粉がすごい。花粉症持ちとしてはつらい。

暖かすぎるためか,天気予報によれば週末にかけて天気が不安定になるそうだ。


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『崖の上のポニョ』

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『崖の上のポニョ』のDVDを図書館から借りてきて見た。

映像はきれいだけれど,なんというか,ジブリのアニメはストーリーや世界観をあまり深く考えないで見た方がいいようになってしまった気がする。

さてこのDVDは北欧向けで,音声も字幕もフィンランド語,スウェーデン語,ノルウェー語,デンマーク語が選べる。音声には日本語もあるが日本語字幕はない。

言語を切り替えて見ると,なかなか面白い。

日本語オリジナルでは,ソースケは両親を「リサ」「コーイチ」と名前で呼ぶ。フィンランド語とスウェーデン語ではその通りで「リサ」は Lisa だが,ノルウェー語字幕では Risa,そして音声では mor だったか,「お母さん」にあたる言葉になっていた。デンマーク語では字幕・音声とも「お母さん」「お父さん」。

名前で呼ぶと実子でないという印象を与えるためだろうか。

「ソースケ」はどの字幕でも Sosuke だが,フィンランド語の音声ではこの綴りのとおりに読むので「ソスゥケ」といった感じでやや違和感がある。このDVDでは,日本語の「ソースケ」の発音に一番近いのはスウェーデン語版だと思う。

フィンランド語は日本語のように短母音・長母音の区別がはっきりしているため,綴りが Sosuke だと短母音でしか読めないようだ。日本語だと -su- の母音もほとんど消失しているのにフィンランド語で u をはっきり発音してしまい,これがまた日本語とだいぶ違う。Sooske という綴りだったらずっと近い発音になっていたかもしれない。

逆に,フィンランド語の長短の差が日本語に反映されていないと思うこともある。Suuntoは日本では「スント」,Iittalaは「イッタラ」だが,「スーント」「イーッタラ」の方が近いと思う。Aarikkaの「アーリッカ」ではちゃんと長母音になっているのに。

一方,東南部の「プンカハリュー」は本来 Punkaharju で,語尾は延ばしていない。「プンカハリュ」ではちょっと尻切れの感じがするからだろうか。まあ音節の切り方からいうと Pun-ka-har-ju なので「プンカハルユ」の方がいいんじゃないかと思うのだが。

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フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

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