スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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今日の湖
この週末から夏時間が始まり,日本との時差は6時間になった。

積雪はまだ30cmほどあるが,雪解けはすすんでいる。湖は氷の上に水がたまってちょっと変わった景色になった。

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もう氷の上を歩くのは危険だと思うが,こんな状態でも穴釣りに出ている人がいるので驚く。


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テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

高校での科目選択
高校への出願の結果が分かるのはまだ先だが,希望の高校(lukio)に入れた場合の科目の選択を近々提出することになっており,これがなかなか複雑で難しい。

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高校はクラスのない単位制で,1学年が5学期に分かれ,各学期ごとに科目の単位を取得して先に進むようになっている。高校卒業に必要な単位は最低75。上限はない。

科目ごとに必須と任意の単位がある。たとえば数学はまず「長い」数学と「短い」数学のどちらかを選択し,「長い」数学の場合,10単位が必修で残り3単位が任意。「宗教」と「道徳」もどちらかを選択する。

全体で必修単位は「長い」数学を選択すると51.3である。小数なのは,教科指導が0.3のため。選択を記入するシートに,必修単位は太字で書いてある。

そのうち,最初の学年での必修単位は枠が黄色で,これを数えると23.3だった。

薄いブルーの枠は最初の学年で登録することが可能な単位。

フィンランドらしく,語学の選択の幅は広い。フィンランド語(国語),英語,スウェーデン語までは必修科目で他にドイツ語,フランス語,ロシア語,スペイン語,イタリア語がある。

選択科目の中にはプレゼンテーション技能とか演劇関係とか趣味に近いものまである。また運転免許の取得というのもあり,近くの自動車学校の教習が割引で受けられるとかで息子は楽しみにしている。自動車学校に通って高校の単位にもなるとは結構なことだ。

3年で卒業する目安として,1,2年目は30単位,最終学年で15単位と割り振るのが一般的なようだ。1学年で34以上になるとかなり大変らしい。

うまく科目を選んで提出できるといいが。ただ,今回で最終的に決まるわけではなく,入学してから変更もできるそうだ。


春学期後半始まる
今週から春学期の後半に入り,時間割は次のようになった。

201001lukuj4.gif

これが中学校最後の時間割ということになる。

フィンランド語(国語に相当),英語,スウェーデン語はそのままだが理科系の科目がなくなり,今学年初めての宗教と地理,そして保健がある。水曜日には途中に授業のない時間がある。緑色の時間は選択科目。

宗教と地理は暗記内容が多いので復習が重要になりそうだ。フィンランド語は文献研究が中心になるらしい。文献といっても,フィンランド文学の作家を決めて読んでいくらしく,フィンランドの本をほとんど読まない息子にとっては大変だろうか。

この期間の終了は6月初めで,それが学年の終了になる。

参考:春学期前半の時間割


高校修了試験の軽減措置
14日付のAamulehti紙に,高校修了資格試験(yo-koe)の軽減措置に関する記事があった。

この試験は高校卒業資格であるとともに大学入学にも必須の国家的な試験なのだが,昨年,軽減措置を受けた受験生は7500人,全体の1割にのぼるという。2002年に3000人,約4%だったのに比べ倍以上に増加している。

受験生に特別な事情がある場合は,その事情が考慮された試験が行われるのだが,最も多い事情は障害で中でも難読症が最多だそうだ。次に多いのは病気と身体障害,3番目に母語がフィンランド語でないことが挙げられている。

たとえば難読症の場合,通常の6時間の試験が8時間に延長されたり,パニック障害のため別室での受験,字がうまく書けないためにパソコンの使用,などといった環境整備の他,採点基準が緩和されたりその両方ということもあるそうだ。

このような措置の申請は,受験生が医師の診断書を提出するだけで比較的簡単に行われているらしい。受験する方としては少しでも結果がよくなるよう対策する心情は理解できるが,逆に不公平が起こっている可能性もある。

この状況を憂慮する校長も多く,今後なんらかの方策がとられる可能性もあるらしい。3番目の母語に関しては息子もあてはまるので,今後どうなるか注目したい。


出願内容変更手続き
前回書いた高校への出願手続きは,息子が学校の学習指導の時間にネットで完了したのだが,印刷されたものを後で見てみると少々訂正というか情報追加したいことが出てきた。

担当の先生に電子連絡帳で事情を説明し,翌日息子が先生のところに行って変更手続きをすることになった。

その手続きは,出願と同じオンラインの https://www.haenyt.fi/ から行うのかと思っていたがそうではなかった。

学校のパソコンを使うのは同じだが,息子自身のメールアドレス(しかもフリーメール)から自由書式で専用のアドレス宛てにメールを書き,変更を依頼するということだったのだそうだ。

翌日,変更は完了したという簡潔な返信が来たのだが…。

依頼メールを出すとき,出願番号とせいぜい名前しか本人であることを示すものはない。本当に本人のメールアドレスから送信されているかどうかすら確認されるわけでもない。これではなりすましが簡単にできるのではないだろうか。

そういう事例は聞かないから実際に問題は起こっていないのかもしれないが,出願がオンライン化されている割にはちょっとセキュリティが心配な手作業の部分もあるのだなと意外に思った。


高校への出願
高校(lukio)および専門学校(ammattikoulu)への出願が始まっている。

出願は通常インターネットで行い,URLは https://www.haenyt.fi/ で,最初にフィンランド語かスウェーデン語を選ぶとまず出願方法の説明,それから出願内容記入のシートが開くようになっている。進学希望先は5校まで記入できる。

期間は3月1日から19日の16:15まで。息子の学校では学習指導の時間にパソコンを使って行い,後で親が印刷したものにサインをすることになっている。もし間違いがあったりしたら期間中は訂正ができる。

学習指導の先生から届いたメールには,ネット出願を行う授業に遅れないで出ること,自分の社会保障番号(生年月日に4桁の数字か文字が続く)を書けること,自分の住所の郵便番号が書けること,進学希望に応じた必要事項が書けること,などの注意があった。

息子には確実な記入を心がけてもらい,出願を無事すませたいものだ。

合格発表は6月半ばだ。その前に,入学できた場合の履修科目を提出するが,これは合否には影響しない。


教師の一時休業
息子の中学校は今週スキー休みである。

その前にWeb連絡帳に校長先生から各保護者宛にメールが届いていた。教師の一時休業についてである。

このところの不況で自治体の教育費用も節減を余儀なくされており,小規模校の統廃合や昨年8月11日に書いた教師への給食提供停止,一時休業などが相次いでいる。

この自治体も例外ではなく,人件費節減のため250人の小中学校教師のうち67人を3日間の一時休業,その他自発的な教師の休業を行うのだそうだ。自治体としては4月から年内に2日ほどずつ3回の休業期間を設けているが,学校の事情によってこのとおりでなくてもいいらしい。

息子の中学校でも経費の削減に努めているようだがやはり一時休業は避けられず,なるべく影響が少ない時期とするために8年生が職業体験を行う5月末の1週間とするという。

息子はその週も授業があるので,授業や学校活動にどう影響するかまだ判らないが,場合によっては学校どうしで教師の融通によってやりくりすることもあるのだそうだ。

自治体の財政難はなかなか大変なことだ。


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Sommoro

Author:Sommoro
フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

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