スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

りんごの季節
あちこちでりんごの実がたわわに実っている。今年もできは良いようだ。

こんな道路際にまで。

200908omenapuu.jpg

甘酸っぱい香りがただよってくるが,取る人はいないようで根元にも落ちたままになっている。

白樺にも黄色い葉が混じりはじめ,だいぶ秋らしくなった。


スポンサーサイト

テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

職業実習の評価
息子が学校から,昨年度の職業実習(→5月4日)の評価をもらってきた。

A4用紙1枚にいろいろな項目が書かれていて,実習先の職場の責任者が選択肢に印をつけたり短文で記入する形式になっている。

評価内容はというと,就業時間を守ったか,職場の規則や指導に従ったか,与えられた仕事を確実に遂行したか,自主的に行動したか,などは「常に」「しばしば」「だいたい」「まれに」といった選択肢を選ぶようになっており,具体的な作業内容などは言葉で記入するようになっていた。

息子の実習の評価は幸い上々のようだった。

最後に「夏休みのアルバイトとして受け入れる可能性はあるか」という問いがあり,「いいえ」に印がされていた。これは実習時に聞いていたとおりで,実際のところ夏といえどもアルバイトなど使わないような小さいスーパーだったのだが,実習に行った先で夏休みにアルバイトというのは結構あることらしい。

この評価書は進学,就業の他アルバイトに応募するときなど参考書類として提出することもあるということで,学校でもコピーをしてあるそうだが原本は家庭に保管しておくことになっている。


初霜
20090820.jpg

今朝は気温が5℃ほどまで下がり,草むらに霜が降りていた。霧が低くたちこめているところもある。

毎年,初霜は8月下旬ごろだが今年はずいぶん早い。昼間は気温が上がってよく晴れた。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

シルバーライン
200908hopealinja.jpg

昨日撮った写真だが,これが今年のシルバーラインの最終便。シルバーラインというのは,ハメーンリンナとタンペレを結ぶ湖水クルーズで,夏の間だけ運航している。参考→http://www.moimoifinland.com/areas/hameenlinna-silverline.php

以前は毎日だったが,昨年ごろからだったか週4便になった。その時により乗客の多いことも少ないこともあるが湖の上をゆっくり通っていくのを見るのは楽しい。また船も大きいときと小さいときがあって,これは小さい方。最終日は天気もまずまずだったからか,甲板は乗客が鈴なりで手をふってくれた。

これがなくなると,夏も終わりだなあという気がして少し寂しい。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

新年度
夏休みが終わり,今日から息子の学校の新年度が始まった。息子は9年生(中学3年)になった。

今日はほとんど授業がなかったようだが,年間予定表などいろんな印刷物や記入して提出する用紙を持ち帰ってきた。

今学年の年間予定は次のようになっている。

    秋学期前半 8月12日~10月9日
    秋学期後半 10月19日~12月22日
    春学期前半 1月7日~3月19日
    春学期後半 3月22日~6月5日

    秋休み 10月12日~16日
    冬休み(スキー休み)3月1日~5日

2学期制で秋学期と春学期の間には2週間ちょっとのクリスマス休みがあり,秋休みとスキー休みは1週間ずつである。各学期は前半と後半に分かれ,この期間ごとに科目を集中して勉強するため時間割が変わる。今日から始まった秋学期前半の時間割は次のようになっている。

200908lukuj1.gif

緑色のコマは選択科目。

なんだか遅く始まる日や早く終わる日が多いように思えるが,それというのも今期間は27時間しか授業がない。秋学期後半は33時間と,6時間も多くなるのだ。

このアンバランスさは科目ではなおさらで,よく見ると英語もスウェーデン語もフィンランド語もなく,わずかに外国人子女向けのフィンランド語補習授業が1時間あるだけだ。いろんな都合で時間割が作られた結果なのだろうが,こんなふうに語学がまるでない期間というのは初めてではないか。

今回新しく出てきた科目は社会(yhteiskutaoppi)。歴史や地理をまとめていう「社会科」ではなく,市民社会についての学科で,「社会学」とする方がいいかと思ったが社会学に対するフィンランド語は sosiologi でこれと違うので,とりあえず「社会」とした。

〈参考〉 8年生の時間割: 3月16日


教師の給食費
以前にも書いたが,フィンランドの小中学校では給食は無料で,教室ではなくカフェテリア方式の食堂で昼食をとる。

9日付のAamulehti紙に出ていた記事によると,タンペレ市ではこれまで食事中の子供を見守るためとして無料で提供してきた教師への給食を,今学年から有料化することになった。給食の材料費は62セント(約85円)だが,その他のコストとして1.70ユーロ~4.50ユーロ(約235~620円),そして消費税も含めて教師が負担することになる。一方,教師にとっては食事中の生徒を監視する義務はなくなる。

無料の食事が有料になるだけかと思ったら,意外と長期的な影響があるようだ。教師の給食費が公費負担だったときは無料の昼食は1食あたり3.30ユーロ(約450円)の収入と見なされ,税金もかかっていた。それがなくなるのだから,給与明細の所得税・地方税の源泉徴収額は減って手取り自体は上がる。一方,計算上の収入減により年金保険料も減るので最終的に受け取れる年金も減ることになる。1食の額は小さくても毎日のことだから積もれば大きいわけだ。

昨今の不況で市の財政が厳しくなっているからだが,タンペレ市によるとこの有料化をしない場合,年間で12人の教師が雇用できなくなるそうだ。それほどの額になるとは。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

学校のトイレ
5日付のAamulehti紙によれば,フィンランドの児童・生徒は学校のトイレ使用を敬遠する傾向にあるという。

森林業のMetsä Tissue社が行った国際調査の結果によれば,フィンランドで学校のトイレを毎日使っている生徒は3分の1しかなく,10人に1人は絶対に使わないという。

使わない理由としては悪臭,汚さ,トイレットペーパーやペーパータオル切れ,そして混雑だそうだ。

また44%がトイレの後,手を洗わない。その理由としては手を拭くものがない,石鹸がない,お湯が出ない,蛇口が汚いといったことが挙げられている。

私が思うには,フィンランドの公共トイレ事情は日本と比べてもかなり良い方だ。ほとんどのトイレで,それが辺鄙なところであろうとお湯が出るし,ペーパータオルか布の巻き取り式で新しい部分を使えるタオルとか熱風乾燥機が備え付けられている。公的施設や学校でもそうで,使う生徒にトイレ使用を控えるほどの不満があるとは意外だった。

なお,フィンランドで生徒は学校の掃除をしないので,こういった問題があるならトイレ掃除や整備をもっときちんとやろうという話にはならない。清掃業者の仕事だからだ。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

中学卒業後の進路
8月半ばから新学年が始まるが,4日のAamulehti紙によると今年は中学卒業後の進路がまだ決まっていない生徒が2000年以降最多の299人となり,これは6人に1人の割合だという。通常は100~150人だそうだからかなりの数である。

来年の息子の進学時にどういう状況になるかと思うと人ごとではない。

市では10年生のクラスを2つ増設し,また普通高校(lukio)や職業学校(ammattiopisto)の定員を追加するなどして,行き場のない生徒を救う努力をしているそうだ。

10年生とは中学卒業後もう1年勉強をやり直しをする学年のことで,成績の上昇により進学のチャンスも増える。

一方,別な記事だが左翼同盟(Vasemmistoliitto)の Paavo Arhinmäki議長は義務教育の12年間への延長を提唱しているそうだ。

ただし中学卒業後は必ずしも座学ではなく,たとえば職業に直結した教育でもいいとしている。中学卒業後,進学も就職もできない状態になるのを防ぐためだ。

また提言には高校の教科書無償化も含まれている。現在でも高校の,というか大学まで学費は無料であるが,中学校までと違い教科書は各自買わなければならない。この負担をなくすということだ。

社会民主党(SDP)のJutta Urpilainen議長も同様に義務教育の延長を提言しているが,中学卒業後少なくとも1年の教育を義務化することから始めようという考えらしい。

こういった改革は進学年齢の子を持つ親としてはありがたいが,不況で税収が激減する中,予算がまかなえるのだろうか。


今日の湖
20090802.jpg

夕焼けがきれいだった。夏が終わりに近づくころ,きれいな夕焼けをよく見るような気がする。

白夜もそろそろ終わろうとしている。上の写真は午後10時ごろ。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報



プロフィール

Sommoro

Author:Sommoro
フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

ショートカット
フィンランド三大誤解
東郷ビール フン族 サウナ
『欲ばり過ぎるニッポンの教育』
同感な点 変な点 教師の比較
学力関連
PISA 達成度 数学力 国語力
外国語教育
小学校英語 英語一辺倒 瑞語 選択肢 干渉
教科書見比べ
理科 数学 歴史
授業時間・日数
時間割 登校日数 1日多い
学級定員
長官提言 給与増の影響 動向 10年生 統計
校内問題
いじめ 暴力 護身術 警備員
進学問題
評価格差 選考基準 出願 合格点 進路問題
日本との違い
教育費 国旗国歌 採点 人種 解答欄 クラス移動

下のカテゴリー分類もどうぞ↓



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。