スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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ベリーとキノコ
今年はブルーベリー,木イチゴなどベリー類の出来がいいそうだ。

日曜日の午後,犬の散歩をかねて家族で近くの森を歩いてみたら,もうブルーベリーがたくさん実をつけている。まだいくらか酸っぱいが,採ってそのまま食べると新鮮な香りでおいしい。

200907mustikka.jpg

木イチゴは実がつきはじめてはいるけれど,もう少し待った方がいいかな。

野イチゴは食べごろだ。栽培のイチゴよりずっと小さいけれど鮮烈な香りがいい。

200907mansikka.jpg

しばらく森を歩いた後,車に乗って帰ろうとしたちょうどその時,妻がアンズタケ(kantarelli)を見つけた。これはフィンランド人にも一番人気のおいしいキノコである。実は以前この近くでほんの少しだけ生えていたことがあり,あわよくばと思ったのだがその場所にはなかった。まさかこんな近くにあったとは。

200907kantarelli.jpg

アンズタケは群生することが多く,近くにも生えていたので合計1リットルほどになった。夕食はこのキノコのクリーム煮にパン生地をかぶせてオーブンで焼いたつぼ焼きに舌鼓を打った。

また見つかりますように…。


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サイマー湖,落選
23日付のAamulehti紙で,フィンランドのサイマー湖が「新・世界七不思議 自然版」決勝の28候補に入選できなくて残念がられているという記事を読んだ。

しばらく前に「新・世界七不思議」が世界中からの投票で決められたということは聞いていたが,「自然版」なるものの選定が進んでいたとは知らなかった。プロジェクトのサイト(http://www.new7wonders.com/)によれば候補地を77に絞り,それが決勝で28に,そして最終的に7つが選出されるらしい。しかし正直言ってサイマー湖では並みいる世界の絶景には太刀打ちできないだろうと思う。第一予選の中に残っていたという方が不思議なくらいだ。

サイマーの湖と森の織りなす景色はきれいだし私も好きだけれども,見る人をあっと言わせるような絶景というほどではなく,またサイマーに限らずフィンランド各地にある景色だ。よくフィンランドの観光パンフレットに使われるコリの方が人気があると思った。トゥルク~オーランド間の,船から眺めるバルト海の群島風景もいいと思う。ラップランド,特にキルピスヤルヴィの景色が私は好きだが,この辺になるとフィンランドというよりはノルウェーを垣間見ているようなもので,本当の(笑)ノルウェーの景色にはかなわなくなってしまう。

そういえばノルウェーの景色はひとつも,決勝どころか77候補にすら入っていない。決勝にニュージーランドのミルフォードサウンドが入っているが,ノルウェーのフィヨルドの縮小版みたいなのに,と個人的には思う。ドイツの黒い森も入っているが,これもそれほど目をひく景色というわけではないのにと思う。審査基準が違うのかもしれないが…。

参考リンク:
サイマー →WikipediaのSaimaaGoogle画像検索でSaimaa
コリ →WikipediaのKoliGoogle画像検索でKoli
バルト海の群島 →WikipediaのSaaristomeriGoogle画像検索でSaaristomeri
キルピスヤルヴィ →WikipediaのKilpisjärviGoogle画像検索でKilpisjärvi


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日食の思い出
ちかごろ日本からのニュースは日食に関連した話題が多い。皆既日食が見られる地域もあるようで,いいなあ,行ってみたいなあとは思うがそうもいかない。フィンランドでは今回は部分日食にもならない。

私は子供のころから天文や宇宙に興味があったが,初めて日食を見たのは小学校のころでほんのわずか欠ける部分日食だった。ちょうど掃除の時間で,下敷きをかざして見た。せっかくの機会なのに時間割の変更も何もしてくれない担任をちょっとうらんだ。

次は大学生の夏休み中だったか,東京で6割くらい欠ける日食を見た。ピンホールからコンクリートに三日月形の太陽が写るのを写真に撮ったりした。

その次は1990年の夏,フィンランド東部のコッテージにいた。このときは皆既日食だったが天気が悪く,日食そのものは見ることができなかった。しかし雲に覆われていても空が真っ暗になり,遠くの地平線の方だけやや明るくなっていたのが印象的だった。これは日本でも部分日食になったらしい。日本とフィンランドで同じ日食が見えるというのも珍しいのではないだろうか。

それから2003年,やはりフィンランドで。この時は9割ほど欠けた。光が10分の1になるならさぞ暗くなるだろうと思ったのだが,欠けていくのがゆっくりで目が慣れてしまうせいか意外に暗いというほどではなく,景色が鈍い色になったなあというくらいだった。しかし細い三日月形に欠けた太陽は見ごたえがあった。

去年も部分日食があったらしいが事前に知らなかった上,その日の天気も悪くて見ることはできなかった。

一生に一度は皆既日食を見てみたいものだと思うが叶うだろうか…。

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教育ノウハウの輸出
フィンランドはPISA(OECDの学習到達度調査)で連続して上位にランクされ,教育方法についての海外での評判が高くなっている。

この教育をビジネスにしてはという提言があったことは昨年9月28日に書いた。

その時点では教育省は興味を示していなかったようだが,今日の報道によるとHenna Virkkunen教育大臣は火曜日にビジネス化戦略に関する作業部会を立ち上げるなど本腰を入れ始めたらしい。

大臣によると,輸出先として特にアジア方面で需要を見込んでいるそうだ。具体的な国名の言及はなかったが,日本も視野に入っているのだろうか。

内容としてはコンサルテーションや実際の研修などが考えられているらしいが,まずはビジネス化における人材集めが最初の課題となるようだ。


近所づきあい
うちが今住んでいるところは rivitalo といって,2階建ての各戸が横につながっている,テラスハウスというのか日本ではあまり一般的でない形式の集合住宅。近所の人々とは会えば挨拶をするし機会があれば世間話をする程度の,割と浅いつきあいである。

この辺はかなり年配の人が多いのだが,中でも近所のあるおばあさんはちょっと苦手だ。つかまると繰り返しの多いおしゃべりが長々と続き,なぜかそのフィンランド語が分かりづらい。秋になればりんごが食べごろだから取りなさいとか,親切ではあるが家にいることが多いせいかわが家の動静をよく見ているようで,こまごまとしたことまで言ってくれる。

今日もすれ違いざまに言われたのが共用サウナのことだ。各戸にサウナがあるが,それと別に湖畔に薪で暖める共用サウナが2つあり,入り口の予約表に入りたい日時を書いて予約することになっている。実際は空いていることが多いので,予約を書き込まずに何度か使っていたのだが,そのことを指摘された。

200907sauna.jpg
共用サウナ

予約表と使用料の支払いは一致していないといけないというのだ。共用サウナ使用は1時間あたり2ユーロ(約260円)を薪代として払うことになっている。うちは使用ごとに銀行振込みにしているのだが,予約表の記入分より多く入金することになっても構わないだろうと思っていた。

しかし近頃その支払いを怠っている者がいることが少し前から問題になっていて,予約表に記入しないことで使用していないように見せかけていると思われたらしい。そんなふうに疑われるとは思ってもみなかったが,今後は毎回記入することにします,と言うと振込み先の口座番号は知っているのか,振込み先名義は,いくら振り込んでいるのかなどを聞かれた。

こちらはネットでの銀行振込みで,よく使う振込先を選択するだけなので詳しいことは憶えていない。金額が1時間あたり2ユーロだというのは憶えているが,いくら説明しても一向に話を終わらせてくれず,疑念が晴れたのかどうかも定かでない。

この件に限らずどうも彼女は,近所で不都合が起こるとうちを最初に疑うようなのだ。共同の水道の栓がちゃんと閉めてなかったとか,共同の物置のドアが開けっぱなしだったとか。外国人で新参者(といっても5年目なのだが…)だからかもしれない。あるいは他の住民に対してもそうなのかもしれないけれど。

悪い人でないのは分かっているが,やはり敬遠してしまうご近所さんである。


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現金のない銀行
先日,旅行代理店で現金払いができなかった話を書いたが(→6月8日),9日付のAamulehti紙によると銀行最大手のNordeaでは,タンペレ市内の2つの支店,ヘルシンキ市内でもいくつかの支店で現金を扱わなくなっているそうだ。

銀行の対顧客業務は現金を扱わないものも多く,また近年そういった方向によりシフトしているとはいえ,銀行といえばお金というイメージだっただけに驚きである。そういえば銀行によっては現金を扱うカウンターとそうでないカウンターがはっきり分かれているところも目にする。だんだんキャッシュレス社会になりつつあるのだろうか。

キャッシュレス支店でも表にATMがあるので,現金が引き出せなくて困るということはあまりないのかもしれない。フィンランドはATMがすぐ見つかり,24時間何曜日でも,どの銀行のカードでも引き出せる(と思う)ので便利である。通りに面した,雨や雪にさらされる建物の壁に直接ATMが設置されていることも多い。

記事によると,銀行支店のキャッシュレス化はNordea以外の銀行ではまだ予定されていないということだ。


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北欧雑貨の園
日本から来て滞在している母の風邪が抜けきらないので遠出もしにくく,近場で行くところということでカンガスアラの町にある,Pajutilaという所に行ってきた。

妻が以前から新聞広告で見て興味を持っていたのだが,Pajutila は日本語に訳せば「柳の園」くらいだろうか。事前にネットで調べたら http://www.marjamaenpajutila.fi/ というWebページがあったので,柳細工の品物を主に売っているとか,小動物もいるとかカフェがあるとかは分かっていたのだが,実際に着いてみてびっくりした。

人家もまばらな田舎で幹線道路沿いでもないのに,広い駐車場に何十台も車が駐められお客が出入りしていたのだ。夏休み中の週末とはいえ,そんなに人気の場所だったのかと。駐車場の付近に高さ6~7mはあろうかというキリンとかエッフェル塔を模した柳細工が立ち,古い農場を改造したと思われる敷地にもたくさんの柳細工の動物が配置されている。

元は民家の建物のいくつかが売店になっているのだが,それぞれの部屋に隅から隅まで淡い色調の北欧テイストの布製品や小物がきれいに並べられている。

200907pajutila.jpg

200907pajutila2.jpg

日本人でも北欧雑貨の好きな人が見たら大喜びするだろうと思う。日本から来たお客さんを連れて行くタンペレ周辺の場所としてはなかなかいいのではないだろうか。カフェで一休みして軽食やケーキも食べられる。

ただちょっと公共交通機関では行きにくいかもしれない。近くを通るSaarenmaantieにバス停はあるようなのだけれど実際にバスが走っているのかは疑問。上のWebページに住所や地図がありカンガスアラからの道が示してあるが,タンペレからなら車で十数kmで,Kaukajärvi地区のJuvankatuに入って道なりに行った方が近い。


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今年もアオコが
このところ天気がよくて暑いくらいの日が続いている。この高温のためか,フィンランドのあちこちの湖でアオコ(と思う,sinilevä)が発生しているらしい。

環境庁のアオコ状況地図を見ると各地の湖や海で,だいぶ北の方まで発生しているのが分かる。まだそれほど重大な状況の場所はないようだけれど。

詳細なピルカンマー地方の状況によると,この付近でもいくつかの湖水浴場で検出されている。しかしその日の風によって吹き寄せられたり沖に運ばれたりするので一定していないようだ。

近所でははっきりアオコと分かるものは見ていないが,数日前に水のよどみに透明な幕のようなものがあったので,あれがそうかもしれない。その後はなくなっていたのだが…。

200906sinileva.jpg

アオコは毒性があるので,目や口に入らないようにしたり,泳いだ後はきれいな水でよく洗ったりなどの注意が必要だ。犬が水に入るのも避けなくてはならない。このところ毎夏発生するようになってしまって残念である。


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Sommoro

Author:Sommoro
フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

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フィンランド三大誤解
東郷ビール フン族 サウナ
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