スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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実習先探し
息子が職探しで苦戦している。

職というのは5月初めにある職業体験学習(TET, Työelämään Tutustu(tta)minen)の実習先のことだ。1週間,学校から離れて各自で仕事を体験するのである。ただし無給。

息子は年明けごろからあちこち当たっていたのだが見つからず,昨日は多数の店が入っているショッピングセンターに友達と4人で出かけたそうだ。2人ずつに分かれて手当たりしだいに聞いていったところ,息子たちと別行動の2人は首尾よく大型おもちゃ店で引き受けてもらえることになった。

その後,町の書店に行ったら1人しか取れないと言われ,息子はついもう1人の友達に譲ってしまったらしい。結果,4人の中で1人だけあぶれてしまった。

以前,募金労働の日(→昨年10月15日)に行った工場はどうかと言ってみたのだが,その時の単純作業の繰り返しがこたえたらしくてそこは避けたいそうだ。中学生の職業実習では,どこへ行ってもほぼ単純作業なのではないかという気がするのだが…。

学校からもらってきた説明によれば,実習先はかならずしも生徒が見つけなければいけないわけではなく,学校が斡旋してくれるという。だが同級生たちもみな自分で見つけようとしている。それがなぜなのかよく分からない。

ともかく,なんとか実習開始までに見つかってほしいものだ。


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テーマ:子供の教育 - ジャンル:学校・教育

子持ち学生への補助割増し
フィンランドでは,学生は優遇されていると思う。学費は無料だし,安いアパートが借りられるし,大幅な学割もあり,生活費の補助もある。

Aamulehti紙などのニュースによれば,加えて2011年の秋から子供のいる学生には月145ユーロ(現在のレートで約1万9千円)の補助が追加されることになったそうだ。

もともとフィンランドでは子持ち家庭への補助も手厚いのである(→2月11日)。3才以下の子供がいればそれだけで月400ユーロ以上が支給され,学生補助を合わせれば今でも1000ユーロを超えることもあると思う。

子供を持つ大学生・専門学校生は約2万人,学生の4%ほどだという。日本の感覚だと学生なのに子供なんてと思うかもしれないが,フィンランドでは大学の基本学位が修士ということもあって30才くらいまでかけて仕事をしては大学に行ったり,両方を兼ねるなどしてゆっくり学位を取る人が多い。25~29才の世代で大学生はOECDの平均13.8%に対しフィンランドでは25.6%にのぼる。このように大学生の年齢が高めなので,子供がいるのも珍しくないことになる。

近年,政府は長くなりがちな大学修了までの期間をなるべく短くするようにいろんな方策を打ち出してきている。今回の改正で,子供の出費が多いために学業を遅らせて仕事をするということを防ぐ効果があると期待されるようだ。


テーマ:北欧 - ジャンル:海外情報

春のきざし
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さすがに春分を過ぎただけあって日差しが強くなってきた。湖はまだ凍っているが,ところどころ色が変わってきて氷が解け始めているのがわかる。穴釣りをする人の姿はあるが,もう氷の上を歩こうとは思わない。

気が付くとネコヤナギの芽もふくらみかけていた。

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給食のコストダウン
フィンランドでは給食は無料で提供されている。これは子供を持つ家庭にはありがたいことだが,問題点もあることは何度か以前にも書いた。

そして今,昨年からの食料品の高騰と,不況による税収減が給食にまで影響しつつあるようだ。

20日付のAamulehti紙によると,タンペレ市が計画している給食費用の節減計画では小中学校や保育園の給食で肉の切り身をソーセージに替える。また週3日はスープやお粥になり,その日はパンが出なくなる。あとはソーセージと挽肉料理が1日ずつ,そして週1日は生野菜がなくなるということだ。

フィンランドの食事というのは,とにかく練り物やミキサーにかけたようなものが多いと思う。ソーセージ,マッシュポテト,野菜のポタージュなどもだしデザートもそうだ。どろどろで,元の食材の歯ごたえが残っていないものばかりなのには飽き飽きしてきている。初めのうちはマッシュポテトがおいしいと思ったが,今は選択肢があれば必ずつぶしてないじゃがいもの方を選ぶようになった。

給食には栄養や他にも考慮すべき要素はあるが,安価だからといって練り物ばかりになると,成長しても柔らかくて食材の歯ごたえがなくなったような食品を好む傾向が強まるのではないかと心配になる。


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重い雪
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このところ天気がぱっとしない。厚い雲におおわれ雪もときどき降るが気温はプラスにもなり,湿った雪のつもった枝が重そうだ。

3月というと晴れて1日の寒暖の差が激しくなることが多いのになあ。春分が近いだけあって,日はずいぶん長くなった。


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春学期後半開始
今週から春学期の後半が始まった。これが8年生最後の期間ということになり,5月末まで続く。

時間割は下のようになった。

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久々に歴史があり,それも週5時間なので息子はプレッシャーを感じているようだ。歴史は読む量も多いし,テストに向けては答案用紙1枚くらいの長文で解答を記述できるように準備しなくてはならないからだ。

スウェーデン語は引き続きあり,前回なかった英語が戻ってきた。水曜日はフィンランド語を含めて3言語の授業を受けることになる。

今学年,理科の科目は物理,化学,生物だったが全部終わってしまってこの期間には理科の科目はない。

〈参考〉 今学年の,他の期間の時間割:
秋学期前半
秋学期後半
春学期前半


3時間待ちで受診
ずいぶん間が空いてしまったが,それというのもめったに病気をしない私には珍しく,先週半ばから週末いっぱいまで寝込んでいたのである。胃腸が収縮するような腹痛と強烈な吐き気が続き,寝ていても本を読むことすらできなかった。

先週水曜日の早朝から症状が出始め,その日は仕事を休んで翌日会社嘱託の診療所(työterveysasema)に行ったところ,どうやら今流行りの胃腸に来る風邪みたいなものではないかということで,特に効く薬はなく,水分をたくさん摂ってやわらかめのものを食べて休養するしかないと言われた。

土曜日,そろそろ回復してもいいのではないかと思ったが午後になってさらに状態は悪くなり,午後4時ごろ町の病院の時間外診療(lääkäripäivystys)の受付に電話をかけた。取れた時間は19:15で,3時間待つのはつらかったが診てもらえれば楽になるだろうとその時間に病院に行った。

待合室にいたのは10人ほどだったが,あちこちからゴホゴホと咳の音が聞こえ,これはかえって病気を拾ってしまうかもと不安になった。

それにしてもなかなか順番が来ないのだ。急患が運び込まれるとそちらが優先になってしまうのかもしれない。

そして午後9時,呼ばれたと思ったら血液採取と検温等だった。やっと10時になって医者に会え,結局全面的解決にはならなかったが,検査結果の数値からはそれほど大事ではないということだった。胃壁を保護する薬といってもらったH2ブロッカーらしき薬を飲んだら翌朝には苦しさがだいぶ和らいでいた。

病院で待たされる話はよく聞くが,飛込みならまだしも予約時間に行ったのに3時間待たされるのだから,この国の病院は恐い。なるべく健康をこころがけてお世話にならないでいたい。

この病院に行ったのは初めてなのだが公共なので基本的に費用はかからず,ただし時間外診療費として一律の10ユーロ(約1250円)の支払い用紙をもらった。


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高校の生徒獲得策
8月から始まる来年度の,普通高校(lukio)と職業高校(ammattikoulu)の共同出願が今週から始まっている。今年中学校を卒業する約6万人が出願すると見られている。

近年,職業高校の人気が上がってきているようだが,Yle放送のラジオニュースによると普通高校が志望者減を食い止めるためにいろいろな方策を打ち出している。

学費は高校も元々無料なのだが,さらに教科書や通学の無料化,格安の寮,さらには入学者全てに1000ユーロ相当のノートパソコンを支給するなど。特に小さい自治体では志望者の現象が深刻で,生徒の獲得に熱心らしい。

息子の出願はちょうど1年後になるのだが,郵便で進路案内や私立の高校(フィンランドではごく少数)の案内が届き始めている。

以前も書いたが,共同出願は合わせて5校までで入学試験はなく,中学校の成績で合否が決まる。出願期間は4週間で,オンラインでも手続きできる。→http://www.haenyt.fi


ポテトチップ
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スーパーで塩分の少ないポテトチップを見つけたので買ってみた。

フィンランドのポテトチップはとにかく塩分が多い。日本では塩分0.9%程度だったと思うが,こちらのは1.6%くらいが中心で,これを見つけるまで一番少ないので1.3%だった。食べていてもとにかく塩辛くてしょうがないので,調理用の刷毛で塩を落として食べていたくらいだ。

ポテトチップだけでなくピーナツなども,塩蔵わかめかと思うくらい塩が多くまぶしてあってとてもそのまま食べられない。フィンランド人がこの塩辛さを本当に好んでいるのかどうか,またこれがフィンランド特有なのかヨーロッパ全般にそうなのか疑問だ。

ともかく今回見つけたのは塩分40%減の0.9%というもので,油分も減らしてある,まあ健康によいという類のものだろう。

で早速食べてみると,これでもまだ塩辛い。というか調味料のせいなのかどうも舌に残るような妙な味付けに思える。なので結局また刷毛で塩を落としながら食べた。

それでも,他のよりはましだと思う。低塩ポテトチップが,もっと増えるといいのだけれど。


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今日の湖
今日も気温は低く,朝は-10℃ほどだったが午後になって天気がよくなってきた。

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さすがに3月というだけあって日の光が強く明るい。

湖の上にスキーをしに行くと他にもスキーをしている人がたくさんいて,雪原のような湖の上にスキーの跡が縦横についている。風もなくのどかな日和だった。

あと何回,週末に湖でスキーできるかな。


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Sommoro

Author:Sommoro
フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

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