スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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日本の教科に集中
大晦日、今年も終わりに近づいてきた。

クリスマス休みの息子は、学校の宿題もないので通信教育(海外子女教育振興財団)での日本の教科の勉強にいそしんでいる。中学3年の国語、数学、理科、社会をワークブックにそって勉強し、月に一度はテストのような問題(Vチェックという)に解答して添削してもらうのだ。

ふだんは学校の勉強があるので日本の教科は週末くらいしか勉強できない。そのため次第に遅れが出てきていたが、休みに入ってから発奮したのか遅れを取り戻し、今日は11月分と12月分のVチェックを投函できるようになった。2か月分の解答をまとめて発送するのは初めてだと思う。ともあれ今年の間にここまで進んでほっとした。

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この通信教育も残り3か月で中学校の全教程を終えることになる。一方、フィンランドの中学校生活はちょうど半分が終わり、1月から8年生後半の春学期が始まる。


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テーマ:通信教育・通信講座 - ジャンル:学校・教育

湖が凍り始めた
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今日の気温は -8℃ほどで、この冬一番の寒さになった。といっても本来このくらいが普通で、特別な寒波というわけではない。

天気もよくなり、木々のこずえに降りた霜が陽にきらきら光ってきれいだ。湖も凍り始めた。湾のようなところはそのまま平らに凍っていくが、この辺は上の湖からの流れがあるので、がさがさした板状の氷が流れてきてはくっつきあって凍っていく。湖を見るたびに凍っている部分が増えていて面白いが、明日からまた出勤で明るい時間に湖を見ることができないのは残念だ。


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天気予報と気温
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クリスマス休みでのんびりしているが、こちらはこのところ0℃をちょっと下回る気温が続いている。クリスマス前に少しだが雪が降り、待望のホワイトクリスマスになった。その雪がまだ解けないので、犬と散歩しても泥だらけにならず具合がいい。

が、天気予報ではもっとずっと冷え込むはずだった。何日か前に見た天気予報では、今日あたりは最高気温でも-12℃と予報されていたのだが見るたびに変わり、今日のこれからの予報は0℃で推移している。出かけるわけではないので予報がはずれたからといって特に何も困らないが、肩すかしをくらった気分だ。

ちなみに私がインターネットでよく見るのはHelsinginsanomat紙の天気予報。向こう半日の3時間ごととその後5日分の天気・気温が表示される。

でもこのところ、実際の時間が近づくにつれて予報が変わっていくので、何日か後のを見ても参考になるのかどうか分からない。

1年のうちでも今ごろは日射量がとても少ないため、朝晩寒くて昼気温が上がるわけではなく、気圧配置とか天気の状況しだいで夜昼関係なく気温が推移していく。夜と昼の気温差がはっきりしてくると、春も近いなと思うのだが、まだまだ先のことだ。


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終業式
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今日は息子の中学校の秋学期の終業式で、今回は学校でなく町にある教会で行われた。

中学では初めてだが小学校のときも一度、終業式の会場が教会だったことがある。今回と同じ教会ではないが、2階席にぎっしり座ったほとんどの父母からは舞台が見えず音しか聞こえなかった。今回も終業式の通知に、教会内は残念ながら十分な場所がないと書いてあったので覚悟して行ったのだが、運良く2階席の最前列に座れて一部始終を見ることができた。

実は参列した父母は全校生徒の数からするとかなり少数だったのだ。通知を読んで参加をやめてしまった父母が多かったのかもしれない。

式開始は8:30、霧雨にけむる外はまだ真っ暗である。生徒有志の楽器の演奏に合わせておなじみのクリスマスの歌をいくつか歌い、牧師さんのお話を聞き、また歌い、校長先生のお話、というふうに式は続いて30分ちょっとで終了した。生徒たちはこの後、担任の先生から成績表をもらって帰宅となった。

キリスト教以外の宗教の生徒は学校で別に終業式が行われる、と通知に書いてあった。ほとんどがイスラム教徒の生徒だと思うが、そちらにどのくらいの人数の参加があったかは判らない。

春学期は1月7日から始まる。今年は曜日の関係でちょっと長めのクリスマス休みだ。


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マウリ・クンナスのアニメ
息子の学校は今週で秋学期が終わり、2週間ちょっとのクリスマス休みに入る。

学期の終わりが近づくと、教科の勉強が終わったからか授業時間に生徒が持ち寄ったビデオをみんなで見るということがときどきあるらしい。なかなか余裕のあることだ。

今回は息子が持っていったマウリ・クンナスの Joulupukki ja noitarumpu (日本語訳で『サンタクロースとまほうのたいこ』)というアニメを見たそうだ。

マウリ・クンナスは私の大好きなフィンランドの絵本作家で、これはその中でもお気に入りの作品。サンタクロースの村で次々と不思議な事件が起き、ついにサンタクロースが風邪で寝込んでしまって今年はプレゼントを配りに行けなくなるのでは…というお話で、ラストがちょっと泣ける。

絵本は日本語版が出ているが、日本語版ビデオは商品になってはいないようだ。しかし日本語吹き替えで一度テレビ放送されたのを見たことがある。英語版からの訳だったのか、フィンランド語のはずの人物名が英語名になっていたことに少しがっかりした記憶がある。

息子が小さいころクリスマス前によくこのビデオを見たものだが、やはり子供向けということもあってここ何年か見ていなかった。でも息子もこれを好きだったのかと思うと、ちょっとうれしかったりする。

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ビデオと絵本の表紙



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暗い日々



しばらくマイナスの気温だったが、また0℃前後になり小雨もようになってきた。空はずっと厚い雲に覆われていて、このところずっと太陽を見ていない。冬至も間近で日も短いし、昼ごろでも暗い。

新聞によれば今年の降水量は12月10日ですでに788mmとなり、1988年の777mmを超えて記録的なものになるそうだ。平年は550mmくらいなものだから40%以上多いことになる。もともと年間降水量自体が少なく、こんなに多くてもまだ東京や日本の多くの地域の半分くらいなものだが、たしかに雨の日はやたら多かった気がする。

そのためか湖の水位も所により50cm以上も高くなっているそうだ。うちの近所の湖では特に高くはないのだが。

クリスマスの時期に雪に覆われてホワイトクリスマスになるかどうかはフィンランド人にとっても関心の高いことだが、統計によるとこの辺ではホワイトクリスマスになる率は90%くらいだそうだ。2000年代にはいってからずっと「ホワイト」であったのが、一昨年と去年は「ブラック」だった。

今年はどうなることか。天気予報によるとまだしばらくは0℃前後の気温が続くようだ。


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図書館、日曜開館へ?
ついさっきYle放送で聞いた耳寄りなニュースだが、図書館の日曜日の開館が教育省で検討されているそうだ。

現在、フィンランドの図書館は日曜日は通常閉まっている。スーパーなどの商店も、例外的な季節を除いてそうだ。

この、日曜日に店も図書館も休みという生活習慣は深く身に染み付いてしまって、一時日本に戻って住んだ時さえも日曜日になる前に買い物や図書館通いを済ませなくては、という錯覚を起こしたことがある。

日曜日だけでなく、夏休みのシーズンには土曜日も休館だったり、祝日の前日は休館か早い時間に閉館になったりして、結構不便なのだ。

しかし2010年から日曜日にも大規模店の通年日曜営業が始まることになり、現在閉館している図書館もニーズに合わせて日曜日に開館したらどうかという話になっているらしい。

一方で、図書館の来館者数はここ3年で14%減少したという。実際のところ私も図書館に行く頻度はずっと減った。以前だと図書館でした調べ物が、今は自宅のインターネットでほとんどできてしまうから。

日曜日も開館ということになったら都合がいいことは確かである。しかし現在でもぎりぎりの自治体の予算でどうにかなるのだろうか。

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よく行く図書館。中に噴水があっていごこちがいい。


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学級定員の統計
9日付のAamulehti 紙に小学校のクラス人数の統計が出ていた。全国平均はフィンランド語の小学校で20人、スウェーデン語の小学校で17.4人、全体で19.57人である。

8月17日にも書いたが、フィンランドでは学級定員について国としての基準はなく自治体まかせである。国全体でクラス人数の調査が行われたのは初めてで、今後は定期的に行われるということだ。

調査結果を見ると、人口の多い都市では軒並み全国平均を上回っている。ヘルシンキ近郊のヴァンター市で23.0人、ラハティ市で22.3人、ヘルシンキ市で21.8人など。

ただし日本と違うのは、教科により1クラスを2つとか2クラスを3つに分けることがあり、履修者が少ない外国語や特別授業などでは生徒の数が格段に少ないということで、人数の平均値だけ見てどうこう言うことはできないとは思う。実際、30人を超える大学級が低学年を除きほとんど全国で見られるという。

サルコマー教育大臣は各自治体に対し、大学級の人数を減らすよう要請したそうで、このための来年の予算が1600万ユーロ(約19億円)だそうだ。

タンペレ市は21.6人でやはり全国平均より多いが、ちょうど先週、3~6年生の学級人数の最大を32人から29人に引き下げるよう決定したそうだ。

全般に学級定員は日本よりかなり少ないが、フィンランドではクラスの人数が多いと教師の目が行き届かず教育の質が保てないという信念は強くあるようだ。特に低学年では定員を抑えることにかなり注力されていると思う。

息子のクラスは18人なので、たぶん来年も変わらないだろう。


高校のオンライン出願
中学校卒業後の進路となる、普通高校と職業校への共同出願のWebページがオープンしている。URLは
https://www.haenyt.fi/

トップページではまずフィンランド語かスウェーデン語を選ぶ。するとどのように出願するかの説明のページが開く。一般的な出願期間は3月初めからで10月にも出願できるのだが、出願期間でない現在は出願のシミュレーションができるようになっている。これに従うと、出願者の個人情報、現在までの教育、志望校5つまで、そして中学校の成績などを入力するように進んでいく。

中学での成績のページでは教科ごとに数字を選ぶようになっているのだが、入力したものは結局中学からの証明書でチェックされるのだろうから無駄なような気がしなくもない。しかし現在のシミュレーションでもこれを記入しないと先に進めなくてちょっと面倒だ。

で、最後に確認ページがあってボタンを押すと出願終了となる。説明ページによれば約20分で手続きが終わるようだ。今年から出願における親の署名が不要になったので、極端にいえば生徒の意思だけで出願できる。

フィンランドの高校出願の雰囲気を見たい方は試してみては。息子も再来年の春にはこれで出願することになるはずだが、見てみようという気はあまりないようだ。


運動と読解力
2日付Aamulehti紙に出ていた記事。

オウル大学心理学研究所SkiLabの研究によると、運動やスポーツ競技が文章を読む能力を向上させることが判ったそうだ。

これによると文章を読むことは従来の学説でいわれてきたような 刺激-反応 の行動ではなく、むしろ単語の視認は最後の段階であるという、予測行動モデルを提唱している。

運動や競技、また音楽や手作業はこの予測行動の発育に役立つのであり、文章が難しくなるほど、スポーツ競技をしている人が読む能力があることが判ったそうだ。

特に小学校時代の運動は重要であり、これは近年スウェーデンで小学校1~3年生で体育の時間を3時間増加したところ、国語と算数の集中力が高まったという状況とも合致している。

また逆に文章を読むことが運動能力を高めるという作用もあるそうだ。

とするとうちの息子など小学校時代から運動は得意だったので、読解力もあってよさそうに思えるが…(笑)。それとも運動をしていなければもっと低かったということだろうか。




プロフィール

Sommoro

Author:Sommoro
フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

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『欲ばり過ぎるニッポンの教育』
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