スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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10年生の定員
26日付のAamulehti紙によると、10年生志望者が急増しているらしい。

10年生とは義務教育の9年を終わった後に、もう1年勉強をやり直しをする学年のことだ(→07年8月6日の記事)。

タンペレ市では、今年度の10年生の定員126人のところに190人の生徒が希望したという。このため、急遽定員を28人増やすという措置を行った。それでも全員が行けるわけではないということになる。もともと10年生は高校や職業学校への進学ができなかった生徒が希望することが多い。もう1年勉強して成績を上げることで合格するためである。それなのに10年生進学もできないとなると行き場がなくなってしまいやすい。

自治体も、そういった行き場のない若者を生み出さないために10年生の定員増などの努力しているようだが、予算の制約もあってなかなか充分な状況にはできないようだ。

特に、職業学校では建築や金属分野の人気が高くなって合格ラインが上がってしまったという原因があるらしい。ならばその学校こそ定員を増やしたらどうかと思うが、そうもいかないのかな。


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数学で分数の四則演算
8年生になって最初の数学の単元は分数の四則演算のようだ。

今さら、という感じがする。分数の四則演算といえば、日本では5~6年生ではなかったか。フィンランドの数学でも6年生か7年生でやっていたと記憶してるのだが、復習かまとめなのだろうか。数学では教科書と問題集が別々ではなく教科書の中に問題がたくさんあるのだが、それが延々と続く。



息子にとっては簡単すぎる内容だが、あまり軽視することもできない。「約分する」など日常生活では出てこない数学用語もあるから。

フィンランド人生徒にとっても難しいわけではないと思う。これに限らず全般に数学はやさしめでテストの平均点も高い。そのためわずかなケアレスミスで相対的に点が下がり、いかに数学を習得したかでなくいかに慎重に計算したかが数学の評価になってしまいがちな点はどうかなあと思う。


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学校での携帯
19日付のAamulehti紙に小中学校での携帯電話の扱いに関する記事があった。

携帯電話の持込を一切禁止している学校の校長先生の話だが、こういう学校は例外的らしい。ほとんどの学校では携帯の所持はOKで、授業中は電源を切っておかなくてはならないが休み時間には使っていいそうだ。

ただし、ネットへの流出の危険性から、クラスメートの写真を撮ったり録音したりすることは禁じられているようだ。

息子の学校でも携帯の所持は禁止されておらず、年度始めに配られた学校生活の注意の文書でも携帯についての言及はなかった。学校から直接日本語の勉強に行ったりジムに行ったりするときには、連絡用に持っていてもらう方が親としてもありがたい。

一方、日本でよく言われるような、子供が危険から身を守るためとかGPSで居場所を知る道具という考え方は、こちらではあまりないように思う。


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ナナカマドの実

200808pihlaja.jpg

ナナカマド(pihlaja)があちこちで赤い実をつけている。

ナナカマドが実をつけるのはこんなに早かったっけ? このところ雨が多くて秋みたいではあるが…。

しかも例年よりたくさんの実がなっているような気がする。ナナカマドの実が多いと雪が多いという言い伝えがあり、数年前に実が多かった時の冬は本当にそうだったのだが、さてこの冬はどうなるだろうか。


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学級定員の動向
17日付のAamulehti紙に、ピルカンマー地方の小中学校の学級人数に関する記事が出ていた。

各自治体の最高と最低、平均が表になっている。それによると最多で31人、最少は4人から5人というところがいくつかある。自治体平均で最多は24人、最少13.4人のようだ。ただ、中心都市で人口の4割を占めるタンペレ市の数値は、統計がまだ出ていないので含まれていない。

息子のクラスは18人だから中程度か。近年、クラスの人数がしだいに多くなりがちで、きめ細かい教育ができなくなっているのではないかという懸念がある。しかし記事によると、フィンランドでは学級定員について、国としての基準はなく、推奨値すらないという。

つまり自治体や学校しだいということだ(参考:07年1月26日の記事)。そのせいか息子の中学校のクラス分けでの際、クラスごとに人数や男女比がずいぶん違うので驚いたことがある。

学級定員について一般的に使われる数値としては小学校で最大25人、中学校で32人だそうだが、これはすでに古くて現状に合わなくなりつつあると考えられている。もっとも、クラスの人数が多くても個々の教科によってクラスを2分割したり、2クラスを3分割したりした人数で行われるので、クラス規模がそのまま授業での生徒人数というわけではない。特に語学などは少人数授業にしていることが多い。

こういうクラス分割ということもあって、前回書いたような時間割はクラス共通でなく生徒ごとに別々なのである。


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物理が化学に変更
各教科の授業が始まり、それぞれ新しい教科書も貸与された。

物理の時間の教科書を見てみると、これが実は化学の教科書だった。息子に聞いたところでは時間割のうち物理が化学に変更になったというのだが、その理由は「実験室が空いて使えることになったから」だそうだ。おそらく教科担任の先生が同じで春学期後期に予定されていた化学の時間と入れ替えたのだろう。

なかなか柔軟なものである。結局、今期間の時間割は下のようになった。

lukuj-2008-1a.gif


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秋学期前期始まる
今週から秋学期が始まり、息子は8年生(中学校2年目)になった。

以前も書いたが 1学年は秋・春の2学期に、またそれぞれが前半・後半の2期間に分かれている。期間ごとに時間割が変わり、教科によっては1年通してでなくある期間で集中して授業するようになっていて、たとえば物理は秋学期前半だけとか、歴史は秋学期前半と春学期後半だけとなっている。この教科期間分け(jaksotus)の表も配られた。

また、この学年からは選択科目(→2月3日2月7日)の授業が始まる。週あたり2時間で卒業まで続く「長い」選択科目が3科目、週あたり2時間で半学期の「短い」選択科目が1科目あり、年間で授業時間の2割以上が選択科目になる。今期間の選択科目は下の表中グリーンの部分。

lukuj-2008-1.gif


選択科目の希望のうち、息子は「長い」3科目はさいわい全て希望通り、「短い」科目は第1希望が開講に至らず第2希望となった。

今期間の時間割を見てみると、歴史と宗教それぞれ5時間というのが手ごわそうだ。家で復習させるにしても、私はこれらに関しては素養が乏しいので助けにならないのである。

が、息子は「火曜日は体育2時間で始まって体育2時間で終わるよ♪」などと能天気なものだ。大丈夫か…。

参考:7年生の時の時間割


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夏休みは終わり
10週間の夏休みも終わり、息子の学校は明日から新学期が始まる。

日本に比べ、労働者の休暇も長いし取りやすい。ふつうのサラリーマンは年間5週間の有給休暇が得られ、使い残す人はほとんどいない。職場により休みの時期を調整したりすることもあるが、長い休暇を取りにくいことはまずない。

以前は、6月下旬の夏至祭から4週間の休暇を取って残りの1週間を冬に取るというのが典型的だったが、近年は時期が分散し長さも3週間だけだったり5週間取ったりと変化が大きくなってきているらしい。

医療関係だろうと公的機関であろうと、当然のこととしてみな夏休みを取るから、この時期は何かと手続きが遅れたり不便になることも多い。でも人々は夏休みの時期だからしかたがないと思っている。日本でも長期休暇の必要性がよく言われるが、そのためにはサービスの低下にもお互い寛容でなければならないと思う。

私もこの夏3週間あまりの休暇を取った。職場に復帰したらまだ閑散としていたが、同僚が、近く復帰してくる他の同僚のためにちょっとした悪ふざけをしていた。廃品のキーボードを拾ってきてキーの隙間に草の種をまき、水をやって草を生えさせ、本当のキーボードとすりかえていたのだ。

200808keyboard.jpg

「キーボードに雑草が生い茂るほどの夏休み」から戻ってきた同僚はどう反応するだろうか。


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ベリーの季節
今年は天気がよく暑い夏だと思っていたが、今週になって急に気温が下がり雨がちになった。

いちごはそろそろ終わりだが、いろんなベリーが実る季節が近い。新聞などによると、今年はブルーベリーの出来が悪いが、キイチゴは豊作だそうだ。

キイチゴは栽培ものも売っているが、野生のももうできはじめていて、犬の散歩をしながらつまんで食べたりする。キイチゴは日当たりのいいところによくなるので、散歩道で見つけやすい。野生のはすっぱいが味が濃くておいしい。

200808vadelma.jpg

スグリもたくさんなっている。スグリは黒、赤、白とあって赤と白はすっぱいし黒ははっきりしない味で、どちらにしても生より加熱した方がおいしいかな。

ブルーベリーといえば、野生のは不作かもしれないが庭木のブルーベリーはたくさんの実をつけている。もう少しするとコケモモも取れるはずだ。


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IittalaのTaika
IittalaのTaikaシリーズのお皿を買った。

200808taika.jpg

このシリーズ、1年ほど前に初めて見たときから気になっていたものだ。しかしなかなか買えなかったのは、まず地の色が紺とクリーム色の2種類あり、また皿やカップなど品物によって絵柄が違う。買おうと思って店に入っても、いざ品物を選ぶ段になるとどういう組み合わせで買ったらいいか、幻惑されて買えなくなってしまっていた。Taika(魔法)というだけある。

うちの食器は単色の物が主なので、この派手な柄は大丈夫かという懸念もあった。

でもいつまでもそう言っていてもつまらないので、とりあえず何か1枚ということで30cmの紺の平皿を買ってみた。店には一級品と二級品があったので二級品のうち差が分かりにくいのを選んだ。22ユーロ(約3700円)で一級品より7ユーロ(約1200円)ほど安い。

同じ柄の紙ナプキンも売っていたのでそれも買った。他にグラスも買ったからか、Iittalaのガラス製キャンドルホルダーをおまけしてくれた。これがまたしゃれていて、ちょっとうれしい。

で、食事のときにサラダを盛ったりなどと使っているが、結構気に入っている。電子レンジも食器洗い機もオーブンも冷凍庫もOKと書いてあり、取り扱いが繊細すぎないのもいい。

シリーズの他の物も欲しいのだが、どれをどう組み合わせて買おうと思うとまた悩んでしまう。


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フィンエアの日本キャンペーン
フィンランド航空のフィンランドサイトで日本路線のキャンペーンを行っている。

日本路線をはじめ、就航先である東京、名古屋、大阪の紹介などがある。URLは http://www.finnair.com/japan/fi/ 。英語には右上の EN をクリックすることで変えられる。

このページにゲームというかクイズがある。Peli / Game をクリックするとサムライ・ニンジャ・スーパーセンセイなるキャラクターが出てきてガイドしてくれるのだが、このいでたちが日本人ぽくない。まして忍者とは見えないが、このような、アジアのどの国か分からない感じがあいかわらずフィンランド人の日本人観なのかなと思う。

クイズは4択で「日本でほとんどの食事に含まれている食材は」とかあるのだが、中に「Famireruとは何か」というのもあった。ファミレス、外国人旅行者にも一般化しているのだろうか。


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Sommoro

Author:Sommoro
フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

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