スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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もう霜が
今朝はよく晴れたが、急に気温が下がったためか湖には霧がたちこめてきれいだった。

草むらも露でいっぱい、と思ってよく見たら一部は霜だった。とたんに寒いような気がしたが、気温は5℃くらいだったろうか。

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8月末に霜が降りるのは珍しくないけれど、もう秋なのだなあという実感がする。

昼間は暖かくなったが、にわか雨に雹も混じった。変わりやすい天気である。


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夏の月
日本では月食が観測されたようだが、フィンランドでは月食は起こらなかった。月の出より前に月食が終わっていたからである。

月といえば28日のAamulehti紙に載っていた記事。

フィンランド南西部フイッティネンで月曜日の未明、消防署に町はずれで炎と煙が上がっているとの通報があった。署員が駆けつけて付近を1時間ほど探索したが、火事らしきものははあとかたもなかったという。

状況から考えられるのは、そのころちょうど地平線近くにあった月とその回りの雲に月明かりが反射したのが火と煙に見えたのではないかということだ。

フィンランドは緯度が高いので、夏の満月は南から出ると昇っていかずに地平線すれすれを右へ右へとすべるように動き、そのまま沈んでしまうことが多い。しかも山がないので、ふと気がつくと空の低いところに不気味に赤い月が鎮座していたりして、ぎょっとすることもある。火事と見まちがえるというのはありそうなことだ。

200708kuu.jpg

夏の低い月(以前撮った写真)


さらに高度が低いときは、南の地平線近くで月の出に至らずにそのまま沈んでいくこともある。冬は逆に満月がこうこうと輝き、ほとんど真北まで回りこむ。日本だと月の出・月の入はだいたい東か西だが、フィンランドでは、えっ?と思うようなところに月が出ていることがある。

もう夏も終わりに近く、日の長さがどんどん短くなってきた。今日の日の入りは午後8時半過ぎ。10時半の今、まだ少し明るさが残っている。



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教科書
昨年11月13日にも書いたが、フィンランドでは教科書は無料だが貸与で、基本的には学期が終わると返却する。

教科書の1冊1冊に、使用者の氏名を書く欄があり、これを見れば何代目の貸し出しかが分かる。

息子の生物の教科書は新品で、名前を欄の最初に書いた。息子が友達から聞いたところでは彼に配られた教科書は、受け持ちの先生が違って別の教科書なのだが、12人もの名前が書いてあり、最も古い年度は1980年代だったという。本人が生まれるより前だが内容は古くないのだろうか。

さて、スウェーデン語の教科書にはCDが付いていた。これは助かる。スウェーデン語の復習をしていて発音が違うんじゃないかなあと思っても私はスウェーデン語については自信をもって指導などできないから。

で、CDを見てみたところが一面キズだらけだった。

200708ruotsicd.jpg


プレーヤーが壊れないか心配だったがとりあえずかけてみると、うんともすんとも言わない。パソコンでも同じ。

翌日、息子が先生に申し出たところ、教科書ごととりかえてくれた。そして、早く申し出てよかった、後になるとその時の使用者の責任になるかもしれないからと言われたそうだ。

今度のCDは問題なく再生できた。復習にと最初の章を聞いてみると発音はスウェーデン式だ。まあこの章の登場人物はスウェーデンに住んでいるという設定だからかもしれない。フィンランド式発音での会話もそのうち出てくるのではないだろうか。

パソコンで再生しようとすると、音声は再生せず練習問題のソフトが動作した。ゲーム感覚で問題を解くようになっている。今どき、教科書も進化しているのだなあ。


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アナログテレビ放送終了
フィンランドのアナログテレビ放送は今月いっぱいで終了し、以降はデジタル放送のみとなる。

デジタルだからといってそれほど内容が違うわけではないのだが、デジタル放送を受信するためには、デジタル対応テレビかアダプターが必要だ。うちのテレビはデジタル対応ではないので、アダプターをどうしようかと思っていたのだが、結局買わないことにした。

アダプターは安いものなら50ユーロ(約8000円)か、安売りを狙えばそれ以下で買える。他にケーブル等が必要だとしてもそれほどの値段ではない。

が、そもそも受信料が結構高い。年間で200ユーロ程度になる。さらに言葉の問題を別としても、それほど見たい番組がない。小さな国だからしかたがないが、輸入番組が多いしドラマはちょっとメンタリティが合わないし、映画は図書館でDVDを借りればすむ。以前は毎週見ていた番組もあったし、息子がアニメや子供番組を見ていたが、しだいに夜のニュースしか見なくなってしまった。

そうすると1日30分たらずのニュースに約100円かかるわけで、しかもそのニュースはインターネットで見ることができる。それならテレビ受信なんかやめちゃえと思った。

もし見たい番組が出てきたら、アダプターを買ってまた受信契約すればいいのだ。

それで先月、インターネットで現在の受信契約が8月22日で切れるのをもって契約終了の手続きをし、その理由を書く欄に「アダプターを買ってまで見ようとも思わないので」といったようなことを書いた。この欄は任意で、記入しなくてもよかったのに我ながら余計なことをしたものだ。というのは後日メールがきて、まだ契約は解除していないが終了日を31日にするか22日にするか、22日の場合はそれ以降31日まで受信装置を物置等にしまわなくてはならないなどと言ってきた。10日たらずの期間にまあ細かいこと。なので22日に終了、テレビはDVD再生で使うからアンテナケーブルを物置にしまいます、と返信した。

で、実際に昨日、ケーブルをお蔵入りさせたわけである。

実はうちのテレビは日本のテレビ放送を録画してもらったものを再生する時間の方が圧倒的に多い。これについてはまたそのうち書こうと思う。


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ノキア市とノキア社
Aamulehti紙の日曜版に載っていた記事より。長いので斜め読みしかしていないのだが…。

フィンランド第2の都市であるタンペレ市を訪れる日本人の3分の1もが、その隣にあるノキア市に行ってみたいというそうだ。ノキア市は人口3万、さして観光スポットもないところなのだが、携帯電話のノキア社を目当てにということらしい。

実際は、ノキア市にはノキア社のオフィスも工場もない。ノキア社は確かにノキア市で製紙会社として創業し、長靴やタイヤ、電線などの製造を経て現在は携帯電話専門になっている。タイヤメーカーや長靴メーカーはノキア社から分離されたが、現在でもノキア市に工場がある。

日本ではノキア社の知名度はそれほどでもないと思うが、世界的には携帯電話のシェア第1位で、ブランドイメージランキングでも世界5位という企業である。ノキア市では、せっかくこれだけ知られている「ノキア」という市名をもっと有効利用できないかという声が根強い。たとえば、「携帯電話博物館」というものを造ったらどうかという案がある。そうすれば観光客も呼び込むことができる。

しかしこれには市長をはじめとする強硬な反対勢力がある。現在のノキア市はノキア社と何の関係もなく、そういった博物館を造るいわれはないという意見だ。

この記事が出た翌日の新聞に、ノキア市で造らないならタンペレ市で造ってはという話が載っていた。助役やその周辺は乗り気なのだそうだ。フィンランドは人口当たりの博物館数が世界有数なのだったか、とにかく多く、ドライブをしていてもあちこちで博物館・美術館の案内標識がある。携帯電話博物館ができても不思議はない。

ところで日本でも大企業の名と同じ市はいくつかあるが、その企業がそこにないという組み合わせもあるのだろうか。企業の名のついた市があれば、やはり有名企業の本社ビルや大工場を期待してしまうかもしれない。

余談だが、アメリカのバーモント州を訪れる日本人の多くが「カレーは?」と聞くという話を聞いて大笑いしたことがある。ブランド名の影響力ってやはりすごい。


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電子連絡帳
息子が行き始めた中学校では、学校と家庭の連絡に「電子連絡帳」を使っている。インターネットを使ってブラウザで連絡帳を見たり書いたりするのだ。

そこにアクセスするユーザIDとパスワードをもらったので、早速ログインしてみた。ログインは親だけができることになっている。入ってみるとまず表示言語が意外なことに英語だった。が、ページにはフィンランド語、スウェーデン語のボタンが表示されていて、それを押すことで言語を切り替えられる。そういえば、この学校では英語で教科を教えるクラスもあるのだった。

新学期だからか、たいした情報はまだない。しかしいろいろなページが用意されていて、時間割も確認できるし、出欠状況、テストの結果や成績も見ることができ、先生へのメッセージも送れるようになっている。

せっかくだから活用するようにしたい。


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生徒情報を記入して提出
新学期はいろんな連絡が学校と家庭を行きかうが、まず息子がもらってきた書類の中には生徒についての情報を記入して提出する用紙があった。

日本でもあるだろうけれども、ちょっと違うかもと思われるところを書いてみる。まず住所と電話番号は生徒自身と父、母、それぞれ別に記入欄がある。フィンランドは離婚率が50%前後で子供を引き取った親もまた結婚したり同棲したりということがざらなので、住所が同じとは限らないのだ。ついでに親の欄も「父/その他」「母/その他」となっている。

生徒の宗教を記入する欄がある。フィンランドで最も一般的なルーテル派、正教会、その他の宗教、教会などに所属していない、という4つから選択する。

通学距離を書く欄があるが、5km以上でバスの通っていない地域だと無料でタクシー通学ができる。うちは3kmほどなので関係ないのだけれど。

補習授業について「受けさせてよい」「受けさせない」の選択欄もある。「受けさせない」を選択する親もいるのだろうか。

「生徒の住所、電話番号は学級全体に知らせてよい」や「生徒の写っている写真を学校のホームページに表示してよい」かどうかを選択する欄などもある。近頃のプライバシー保護の流れか。日本もそうなのだろうか。

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書類の一部。生徒情報の管理の部分


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恐いアオコ
今年は6月に突然暑くなったと思ったら夏の盛りは低温で雨の多い天気が続き、先週になってまためったにないほどの暑さになった。

この気候のせいかどうか知らないが、あちこちの湖などで sinilevä が発生しているようだ。Sinilevä というのは藍藻類で、繁殖して水面にべったり緑色に浮いた状態になる。日本で言うアオコに対応すると思うので以下「アオコ」というが、もしかしたら正しくないかもしれない。

近所の湖でも、発生が観測されたらしい。といっても水面が覆われるほど多くはない。少し前に水面に粉のようなものが浮いていて、花粉かそれともアオコかと思っていたのだが、やはりアオコだったのかもしれない。ここ数日は、はっきりしたものは見ていない。

アオコは毒性があるらしい。アオコの発生した湖で泳いだら後はよくシャワーを浴びることが推奨されている。またその水をサウナの石にかけたりすると、気化した成分を吸い込むことになってよくないそうだ。

人的被害は今のところないが、もしかしたらうちの犬が1週間ほど下痢したのはそのせいかもしれない。少しだが血便もあった。うちの犬は水浴びが好きで湖畔に連れて行こうものなら止めないと水に突進してしまう。しかも湖に入るなり水をガブガブ大量に飲むのだ。なので最近は湖に入らないよう注意している。

近所のおばちゃんが言うには、20年以上ここに住んでいるがアオコが発生したのは初めてだそうだ。湖の富栄養化もあるのかもしれない。

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アオコはないように見えるのだが…


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スウェーデン語入門
時間割を見てみるとスウェーデン語が週4時間もある。しかしこのペースが1年続くわけではなく、年間で週当たり1.75のはずだから、他の期間には別の教科が替わりにあるのだろう。

さっそく始まったスウェーデン語の教科書、といっても現在使っているのはワークブックだが、をちょっと見てみる。

スウェーデン語の単語から対応するフィンランド語を当てる練習問題がある。スウェーデン語は印欧語族のゲルマン語派で英語やドイツ語に文法も語彙も近い。フィンランド語は全く違うウラル語族に属するのだが、スウェーデン語からの借用語が多いので勘を働かせると見当がつくこともある。

たとえばスウェーデン語で en gata(通り)はフィンランド語で katu、スウェーデン語で en säng(ベッド) はフィンランド語で sänky など。英語から推測できる単語もある。たとえば ett äpple はりんご。

フィンランドの地名のスウェーデン語表記をどの地名か推理する問題もある。フィンランドの地名はフィンランド語とスウェーデン語の2つを持っていることが多い。たとえばフィンランド語の Helsinki はスウェーデン語で Helsingfors だ。こんなふうに音が似ていることもあれば Hämeenlinna / Tavastehus のようにかけ離れたものもある。でも列車に乗ったりすると両方でアナウンスするので、知らず知らずに憶えているものだ。

こういうふうに、あなたはすでにスウェーデン語をこんなに知っているんですよ、と発見させるのがフィンランドでのスウェーデン語入門書の定石のようで、他の入門書でもこの方式を見たことがある。

息子にとって4番目の言語となるスウェーデン語だが、今のところは結構興味を持っているようだ。


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中学校生活始まる
今日は息子の中学校初日だった。本当は10日に新学期が始まっているのだが、8月4日に書いたように欠席してしまったので。

時間割は本来は担任の先生からもらうのだろうが、今日は担任の先生と会う機会がなかったそうだ。小学校と同様、ホームルームもないし掃除もなく、給食も教室で先生と一緒に食べるのではなく食堂に行くので、担任の先生の授業がない日は会わないのである。

それで友達のをコピーさせてもらったという時間割を見たが、これがちょっと暗号のようである。

200708lukuj-o.gif

時間割(の一部)

Maanantai, Tiistai, Keskiviikko …というのは月曜日、火曜日、水曜日…のことだからこれはいいのだが、HI1とはHistoria(歴史)の1ということか。RUB1はRuotsi(スウェーデン語)でB1の外国語(外国語にはA系列とB系列がある)ということらしい。TN1.4はTekniikka(技術)の1なのだろうが、点4の部分は分からない。…といった具合。

授業は1コマは45分で1週間に29コマある。この時間割は秋学期の前半用で、その後はまた変わる。時間数も増減するし、生徒ごとのバリエーションも次第に多くなっていくようだ。

まだ授業が始まったばかりでそれほど変わったこともないようだが、授業ごとにその科目の教室に移るのが大変だと息子は言っていた。


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男女別授業が中止に
10日付のAamulehti紙によれば、タンペレ市のある小学校で行われていた1年生の男女別授業(⇒昨年9月16日の記事今年4月21日の記事)が、今年は実施されないことになったそうだ。

効果が上がっていたと言っていたのに何か問題でも、と思ったらなんのことはない、新入生の数が少なすぎて男女別に授業をするグループ分けができなくなったらしい。

この学校はOlkahinen小学校といって、たしかに全生徒数260人ほどの割と小さな学校だからしかたないことかもしれない。

男女別授業の試みを始めた前校長(現在は別の小学校に勤務)は残念がっていて、他の学校で再び実施を目指しているらしい。

Olkahinen小学校の教員、児童、父母も残念がっているということで、男女別授業というものがそんなに支持されているとはびっくり。


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移住家族その後
4月15日に『子供の教育のために移住』で書いた、フィンランドに移住したドイツ人家族の続報が7月31日のAamulehti紙に出ていた。

それによると、家族は全般的には順調に新しい環境になじんできているらしい。ただ、父親の仕事がノルウェーでしか見つからず、オスロ近郊の仕事場から4週間に1度フィンランドに戻るという生活を続けているのだという。仕事も決まらず現地語もできずに移住するのにも驚いたが、そうして移住した先に仕事がなくてノルウェーに出稼ぎとはさらに驚いた。

母親の方は地元で仕事も見つかり、4人の子供たちは順調に学校へ通い、フィンランド暮らしを楽しんでいるようだ。だがやはり故郷の友人と離れた寂しさもあるらしい。

前回の記事を見て連絡を取り、家族をサポートしているフィンランド人がいるそうで、これも幸いなことだった。


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身のほど知らずのりんごの木
うちの庭に小さなりんごの木がある。2年前の春に植えたものだ。

このりんご、植えた年にもういくつか実をつけた。それで体力を使い果たしたのか知らないが、去年はひとつも実をつけなかった。そして今年は、驚くほどたくさんの実をつけたのである。

200708omenapuu.jpg

これには一方の枝しか写っていないが、もうひとつの枝も同様。実をつけるのはいいが、太さ数mmあるかないかの枝にこんなに実をつけるものだから枝が耐え切れずに下向きに曲がってきてしまった。ちょっと強風でも吹いたら折れてしまいそうだった。

そこで地面に立てた棒にくくりつけて支えたのだが、それでもまだ足りずもう1本、棒を立てることになった。木全体では4本の棒に支えられている。ちょっと情けない姿ではある。

8月の初めだというのにもう色づき、食べてみるとすっぱいがなかなかおいしい。


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在外選挙の投票率
Yahooニュースの記事によれば、参議院の在外選挙投票者は比例代表2万4171人、選挙区2万3592人だったそうだ。

日本国内の投票率も低いが、在外邦人の有権者は約80万人と言われているから、投票したのはそのわずか3%にしかならない。

実は私も97%の方に属している。

在外投票をするためには、在外選挙人名簿登録をしなければならない。これはいつでもできるので、私も登録してある。

問題は投票で、これには日本に帰国したとき投票するか、在外公館に出向くか、郵便投票という3つの方法がある。このうち日本で投票するのは、ちょうど一時帰国でもしていない限り可能性はない。在外公館は、フィンランドでいえばヘルシンキの大使館だが、ここからヘルシンキに往復したら一日仕事だし交通費もかかる。となると残りは郵便投票なのだが、こんなふうにとてつもなく不便なのだ。

まず日本の市町村の選挙管理委員会に投票用紙を郵便で請求し、投票用紙が郵便で送られてきたら記載済み投票用紙をまた日本に郵便で送らなければならない。

日本とフィンランドの間は数日で航空便が届くが、週末にかかったりすることを考えると1週間は見ておかなくてはならなないし、選挙管理委員会がどのくらい早く請求を処理してくれるかも分からない。まあ投票日の3週間前に投票用紙請求をしなければならないだろう。つまり公示日である7月12日ではもう間に合わないわけで、それはあまりにもおかしいと思う。

全世界で郵便投票をしたのが4000人ほどしかいないのも無理はない。

国際郵便で航空便では費用もかかる。せめて大使館との間でのやりとりにできないものなのか。それなら1週間ほどでもなんとかなるし、投票者の経済的負担も少ない。というより投票用紙請求くらい電話やインターネットでもいいんじゃないかと思うし、さらにいえば投票用紙はダウンロードで印刷したって、投票者が確認できさえすればいいんじゃないか。

電子投票だったら一番いいが、そこまでは言うまい。ともかく、せっかく在外投票制度があるのに投票率3%ではさびしい限りだ。


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10年生
1日付のAamulehti紙に、タンペレ市の10年生は6%で全国の2%に比べてかなり高いという記事が出ていた。

10年生というのは義務教育9年の後、学習が不十分な場合に任意でもう1年履修する学年のことだ。話にはよく聞くのだが、実際にどのくらいの割合の生徒が10年生になるのか知らなかったのでちょうどいい情報だった。

学習不十分でやり直しというとというと落第生のようだが、中学校修了に必要な勉強をきちんとするという点でポジティブにとらえられている。この記事でも、市の教育コーディネータは誇らしくタンペレ市の補助教育は充実しているのだとコメントしていた。

第10学年生履修の申請は週明けから始まり、面接などによってその週のうちに可否が決定されるそうだ。申請者の多くは、高校や職業学校への進学ができなかった生徒たちだが、中には進学しても中退して10年生をやり直す生徒もいるというので驚いた。また、進路をまだ決められなくて10年生を履修することもあるそうだ。

個人的な又聞きなのだが、やはり進学先が決まらず、といって第10学年の履修を認められるほど中学校の科目の習得が足りないわけでもない子供がいて、行き先に困っているという例もあるらしい。この記事では全ての生徒に何らかの行き先が見つかると書いていたが、現実としては困難な場合もあるということなのだろう。これから中学校になる息子、3年後に第10学年生履修の心配などしなくてすむといいのだが…。

記事によれば、第10学年の履修自体を中断する生徒というのはまれだそうだ。また市内にある中学校のうちでも、理論的科目を中心に学習する学校や職業訓練に重点を置いた学校など特色があるそうだ。それは知らなかった。第10学年というのは単に学習に落ちこぼれた生徒を再教育する学年というわけではないのだなあ。

フィンランド語だが、Aamulehti紙に第10学年についての特集記事がある。


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初日から欠席
再開早々情けない話なのであるが…。

息子は今、ボーイスカウトのキャンプで1週間ラップランドに行っている。帰ってくるのは8月11日だが中学校の新学期は10日、初日から欠席ということになってしまう。

これに気づいたのは迂闊にもごく最近だった。キャンプから帰ってきたらそろそろ学校だなと思って初登校日を見てみたら10日だったのだ。

新学期は例年だいたい8月中旬で、10日などという日付に、しかも金曜日に始まるとは思っていなかった。さらに、キャンプの予約は2月にしてあったのだが、学校の新学期開始に間に合わないような日程にしているとは思いもよらなかった。

まあ、授業開始日がキャンプ期間中だと分かった時点でキャンセルしたかというと、ちょっと分からない。このキャンプには同じ学校の生徒も何人か参加していて、当然みな初日欠席ということになるからだ。というわけで息子は予定どおりキャンプに行かせた。

本来はどうすべきだったか。息子が友人に聞いた話では、小学校終了時に中学校の初登校日が分かったので、小学校の担任から用紙をもらって保護者がサインして中学校に提出するというのが本来のやりかただったらしい。

しかしもう間近で間に合わないと思ったので、とりあえず木曜日に中学校に電話してみた。誰も出ない。学校全体が夏休みなのかもしれない。

金曜日にまた電話した。事務方らしき人が出たので担任はと聞くと、新学期の初出勤日は初登校日の前日で、しかもその日は研修なので電話はつながらないという。そこで事情を話すと、担任に伝えますといって電話は終わった。

これでよかったのかどうか分からないが、ともかく息子の中学校初登校日は13日月曜日ということになった。


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ブログを模様替えして再開
旧『わが子をフィンランドの小学校に、』からタイトルを変えてひっそり再開しました。

息子の通う中学校についてだけでなく、フィンランド生活の日常やニュースについて書いていこうと思います。





プロフィール

Sommoro

Author:Sommoro
フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

ショートカット
フィンランド三大誤解
東郷ビール フン族 サウナ
『欲ばり過ぎるニッポンの教育』
同感な点 変な点 教師の比較
学力関連
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小学校英語 英語一辺倒 瑞語 選択肢 干渉
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時間割 登校日数 1日多い
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