スオミの森の陰から
フィンランドの湖畔に移住した(?)日本人家族の日常や現地事情を書いています。
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久々にオーロラ
日本の大地震のニュースはこちらでも大きく報道され,特に今朝の新聞の一面には全面で被害の写真と記事が載った。他にも数ページにわたり記事が地震の詳細を伝えた。

ネットで見る津波の状況も恐ろしい。大自然の猛威とはこれほどのものかと思う。日本にいる親戚や知り合いで被災した人はどうやらいないようだが,まだ把握されていない被害もあるだろうとは思う。少しでも早く多くの人が救われることを祈るばかり。

同じ日の夜,こちらでは久々にオーロラが見えた。

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北の空にうっすらとアーチ型にかかるオーロラで,色にも動きにも変化のない低調なオーロラだったが,ここでオーロラが見えたのは何年ぶりだろうか。やっと太陽黒点が回復してきたのかもしれない。


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九死に一生?
昨日の朝のことだが,高速道路のインターチェンジを走行中に車をスピンさせ前後をぶつけてしまった。

いつもどおりの時間に妻と2人で家を出て,慣れた通勤路を走り高速に入るところだった。大きな左カーブが長く続くところで,制限時速の80kmよりやや低めのスピードだったと思う。ハンドルが不安定になり始め,わずかに蛇行しはじめたかと思った次の瞬間には車は急に左に向きを変え,車の外の景色が回り始めた。そのまま除雪で積み上げられたカーブの内側の路側の雪の壁に頭から突っ込んだ。

勢いはそれでもおさまらず,さらに回転を続け次には後ろからもう一度雪の壁にぶつかり,止まった。異常を感じ始めてからブレーキやハンドル操作を試みてはいたが,なすすべもなかった。ABSが効いていない,と思った記憶はある。

とにかく道路の中央に向かって止まったので,後続車を数台やりすごしてから発進した。後続車との車間距離があったからよかったが,見通しの悪いこの地点では状況しだいで玉突き衝突,そして重大な事故もまぬがれなかったかもしれない。車は正常に動き,へこんだ部分は少々修理が必要だが,そのくらいですんでよかった。

考えてみれば夜の間にうっすら新雪がつもり,気温は0℃という最も滑りやすい状況だったのに慎重さが足りなかった。今後は気をつけなくては。


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日食
数日間旅行に出かけていたのだが,そのちょうど出発日に日食があった。

食分0.86と,かなり大きく欠けるものであったがこの時期太陽は高く昇らず,最も欠けたときの太陽高度は3.4度しかない。さらに当日の朝,しっかり曇っていたのでこりゃだめだとあきらめた。

しかし曇っていても日食が進むにつれ次第に暗くなっていくのが分かった。

そしてまた明るくなり始めたころ車ででかけたのだが,ちょうど前方に雲を通して三日月形に欠けた太陽が見えてきた。

日食グラスも何もなしでちょうど見えるとは,なんと運のいいことか!

しばらくは高速道路走行で停まれなかったのだが,高速を降りてから携帯で撮った写真がこれ↓

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そういえば,この直前の満月の時に月食もあった。

事前に日本のニュースで月の出時にすでに皆既になっていると聞き,ということは7時間の時差のあるフィンランドでは見えないのだろうと注目していなかった。

ところが実際にはフィンランドでは地域により月食の最初から最後まで見えたのである。それはラップランドで,月が沈まない日だったためだ。南部では,その時間に月が地平線下にあって見えないという,ちょっと面白い状況になっていた。冬至前後なので東西より南北が見え方に大きくかかわっていたというわけ。

残念ながら当日はラップランドでも天気が悪く,月食はほとんど見えなかったらしい。


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新年
あけましておめでとうございます。

積雪30cmほどとかなり雪深い中,今年も花火で年が明けた。年末に,市販の花火から発ガン物質が検出されただの,危険性が高くて発売中止された花火があっのと花火に関するニュースがあったがいつもどおりの花火の嵐だった。

ただ,宵の口の花火は少なかったような気がする。日付が変わるころ一気に激しくなった。

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写真は湖の対岸で上がった花火。


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列車のキップ
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もう1か月近く真冬日が続いている。今日は -20℃ほどだった。普段は自動車通勤なのだが,今日は遅くなったのでクリスマスイルミネーションの灯る街中から列車に乗って帰宅した。

駅の自動券売機でキップを買おうとしたら機械が変わっていて,操作は似たようなものだったのだが料金の3.90ユーロが表示されてからカードを入れても,暗証番号を聞いてこないでただ「カードを取ってください」という表示が出るだけである。何度か繰り返しても同じなので他のカードを使ってみたがやはりうまくいかない。現金はもともと使えない機械である。キップが出てこないのだから支払いはされていないはずだが…。

発車の時間が迫っていたのでとりあえず列車に乗った。列車にはキップが買える車両があるので,そこで座って車掌さんを待ち,キップを買おうとしたのだがなんと6.90ユーロだという。車内で買うと3ユーロ高いのだそうだ。以前は券売機で0.50ユーロ安かったのだが,いつからこんなに差が大きくなったのだろう。

しかたがないとは思いながらも,駅の券売機でカードが2枚とも使えなかったと言ったら黙って3.90ユーロにしてくれた。

というわけで今回はまあよかったけれど,そういうことなら券売機をちゃんとしておいて欲しいものだ。

皆様もキップを買わずに列車に乗る際はお気をつけください。


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日本式カット?
しばらく前のことだが,地域紙に日本のトレンドを取り入れたヘアスタイルを売り物にしているという小さな美容室の記事が出ていた。

こんな田舎でといぶかったのだが,どうやら美容師さんは学校を出て間もない若い女性で,日本ファンらしくマンガやアニメの類をたくさん持ち,日本の美容についても本やネットで勉強してはいるが日本に行ったこともないらしいと分かった。

ちょっと面白そうだと思ったのだが,住所とか電話番号とか,記事にも書いてなければネットで調べても見つからないのである。それでしばらく忘れていたのだが後日,犬の散歩をしていてその美容室を偶然発見した。駅の近くの,といっても無人駅だが,人通りもまばらな道に面する建物の2階である。看板も目を引かない地味なものだが桜の花の絵があしらってある。

そこでちょうど散髪の時期になっていた息子に行かせてみた。あまりお客はいないらしく,翌日の予約は簡単に取れた。以前は別な人の店で,どういう経緯か知らないが美容師さんが入れ替わったようだった。

散髪の終わった息子の頭を見て,特にまあ変わった髪形とはいえないが相談して今流行りの非対称カットにしたという。髪質が硬いので驚かれたそうだ。息子の髪の毛は日本人としては一般的だと思うが,フィンランド人の細くコシのない髪質からすれば硬いと思われても無理はない。日本人の髪を切るのは初めてだったようだ。

一般的にいって,理容・美容の技術の高さと複雑さでは日本とフィンランドの間にはものすごい落差があると思う。それぞれの考え方の違いや髪質の違いがあるとはいっても。フィンランドで美容院に行くのをいやがる日本人女性も多い。せっかくだからこの美容師さんには日本でちょっと修行してもらって実際の日本式技術を取り入れてもらったらいいのにな,などと思う。


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農家から牛乳を
少し前の新聞に,地域で農家から直接買える農産物の一覧が出ていた。

うちの近くでも牛乳や卵が買えるらしいのでチャンスをうかがっていたのだが,日曜日の今朝,新聞に出ていた農家に行ってみた。販売の時間は毎日7~8時,17~18時とある。

住所をたよりにうちから車で5分ほどのまだ暗い道に入ると牛舎らしき建物があり,灯りがついていた。中に牛が十数頭いて牛小屋らしいきつい匂いがする。作業をしていたおじさんに牛乳を買いたいというと,四角い大きいタンクから計り出してくれた。

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相当大量でなければ買えないのかとも危惧していたが,特に下限はないらしい。1リットル1ユーロと表示してあったので5リットル買った。スーパーのパック牛乳より1割ほど高め。容器は自分で持っていかなくてはいけない。今回は大きいプラスチック容器を持っていった。

家に帰ってさっそく飲んでみると,気のせいか甘くておいしいように思う。しばらく静置したらクリーム分が浮いてきたのでコーヒー用に取り,ヨーグルトにもした。後は飲んだり普通の牛乳同様に使うことにしよう。5リットルはうちで1週間分くらい。

以前から,近くで買えればいいのにと思っていたが,どこで買えるかが分からなかったのだ。知っていれば簡単なことなのだが。


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新しいカメラ
5年ぶりに新しいデジカメを買った。機種はキヤノンのPowerShot S95

日本でもフィンランドでも最近発売になったばかりのカメラである。

私としては新製品を買うなど珍しいのだが,日本から来る母が持っているキヤノンのIXYがなかなかよかったし,性能的にもひとつ前のS90に注目していた。しかしこの機種は日本で3万円程度の実売価格だったがこちらでは370ユーロ(約4万円)という価格差にちょっと躊躇し,日本から買おうかと画策していた。そこに後継機のS95が発売になり,日本でもまだ4万円以上するのだがこちらで399ユーロ(約4万4千円)という価格だったので,この際と買ってしまったというわけ。

画質のよさに加え,広角でF2.0という明るいレンズや高感度センサー,これがあればオーロラも撮りやすいのではという目算もある。

それにしても最近のカメラですごいと思ったのは細かい機能の豊富さである。顔認識というものがあるとは聞いていたが,それどころか笑顔になるとシャッターが切れるとか写る人が増えるとシャッターが切れる機能をセルフタイマーのように使えるとか,まあ驚くことしきりである。

いろいろ試し撮りはしているが,このところ天気が悪いのであまりきれいな風景写真は撮れない。そこで近所の地面に生えているきのこを撮ってみた。

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手前にある繭を立てたようなのもきのこ。このところの雨で森などきのこだらけである。


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エビフライ
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これはリスが食べ残した松ぼっくり。エビフライそっくりのものが自然にできるので面白い。

何日か前に妻が森で拾ってきたのだが,そのときはできたてだったらしく,松やにの匂いが強く尻尾の部分が閉じていた。しばらくしたら乾いて木の匂いだけになり,エビらしく尻尾が開いてきた。

このエビフライ,日本の知り合いにはとても人気があって先日も母が何本か日本に持ち帰った。これも近々日本に送る予定。


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フィンエア急遽予約
例年どおり日本から母が来て滞在していたのだが,日本から身近の不幸の知らせが届き,急遽帰国すると言い出した。

うちでは日本との間の行き来には,直行便のあるフィンランド航空のオンライン予約・発券を使うようになって久しい。なるべく安くするためキャンセルや変更が不可の航空券にするのが常だ。

母の航空券も帰国便の変更などはできないはずで,年のため日本のフィンランド航空に電話してみたがほぼ望みはなく,しかたがないので新規で買うことにした。

航空券というものは片道だと高くて,往復料金の倍くらいするのはざらだ。ネットでは当日,翌日の便でも予約できるようだったが,日本への片道で2460ユーロ(約27万円)ほどになる。往復航空券を買って復路を放棄するということも考え,「往復」を選んでみたが料金は変わらなかった。

が,帰りの日付を後ろにずらしてみると,どんどん安くなるではないか。12月のクリスマス前にしてみたら1150ユーロ(約12万8千円)ほどでこれが最安のようだった。この日程なら,年末年始にまた来フィンする可能性もないではないので,放棄もしなくていいかもしれないと考え予約した。

いつも不思議に思うのだが,日本発フィンランド滞在だと滞在期間が2週間までの航空券が最も安く,それから3週間などのステップがあり,1か月を超えるとかなり高くなってしまうのだ。逆にフィンランド発で日本滞在だと,滞在期間が長くても料金に影響しない。

ともかく,予約したのが一昨日のこと。そして昨日,母をヘルシンキ空港まで送り届けて今頃は日本に着いているはずである。

その後,夜になって値段をチェックしてみたら翌日出発の便で帰りは2日後だったかで,900ユーロを割るものも出てきた。復路放棄が前提ならこれが最安だったかもしれない。今回は安くなるのをあてにして待つことはできない状況だったけれど。


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南仏旅行
海外旅行に続き,フィンランド国内でも友人のコッテージに滞在していたりしたので更新が遅くなってしまった。

今回行ったのは主に南仏・プロヴァンス地方。世界遺産の多いところで,特にローマ時代の遺跡があちこちにある。写真はアヴィニヨンの西にあるポン・デュ・ガールというローマの水道橋。

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予想はしていたが日差しが強烈で暑かった。途中2泊ほど地中海岸で海水浴と海の幸も楽しんだ。

その後行ったのはプロヴァンスの東よりのリュベロン地方。個性的な小さな町が多い。特にこのゴルドの町の景観には圧倒された。

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ここも暑かったが,涼しげな山あいの泉から多量の水が湧いているフォンテーヌ・ド・ヴォクリューズも印象深かった。あれほどの水が一気に湧き出して川となっているとは想像もしなかった。

食べ物はおいしいし人々が笑顔で親切,なかなかいいところだった。


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旅行中です…
1週間ほど旅行に行くため,コメント・トラックバックは停止します。ご了承ください。

このところフィンランドは夏らしくさわやかな天気で,出かけるのが惜しいほど。

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突然の暑さ
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ここ1週間ほど,最高気温が25℃を超える記録的な暑さが続いている。

夏の初めに一時的に気温が高くなることはときどきあるが,これほど長く続いたのはちょっと記憶にない。日差しの強さ,日の長さもあって暑くてしかたがない。木陰は快適だが家の中は暑さがこもる。

この辺は最も暑い7月でも平均気温が16℃かそこらなのに,この時期にここまで暑くなるとは。木々は一気に緑になり,いろいろな花も咲き始めた。白樺の花粉もすごくてあちこち黄色い粉で覆われている。

人々も浮かれだして,湖畔で泳いだり船に乗ったりバーベキューをしたりと,真夏のような楽しみ方だ。

早い時期に暑くなると夏本番は冷夏という経験則があるのだが,今年はどうなるのだろう。

天気予報によればこの週末あたりから気温は下がり天気は悪くなるようだが…。


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インフルエンザ予防接種
新型インフルエンザの,一般向け予防接種が今週から始まっている。

医療関係者,リスクグループ,生徒児童への接種が終わり,やっと最後のグループというわけだ。妻は11月に早々と,そして息子も12月ごろだったかに接種を受けている。うちでは私が最後で,今やもうほとんど新型インフルエンザの話は聞かないが,またそのうち流行するかもしれないので受けることにした。職場の集団接種で,やはり希望者は多いようで予約は来週になった。


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スキーがしにくい
湖は凍っているし,その上に充分雪はつもっている。例年だと待ちかねたようにクロカンスキーをする人や穴釣りをする人々が湖上に繰り出すのだが,今年はほとんどいない。なぜか。

息子と,湖にスキーに出かけてみて分かった。

ところどころ,下の氷と上のふわふわした雪の間に厚さ数cmの水雪の層があるのだ。

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こうなっているのは踏んでみないと判らないが,いったんスキーの滑走面がこの水でぬれると,すぐに雪がくっついて滑らなくなってしまう。これではスキーをする人がいないのもうなずける。

気温はずっとマイナスだというのに,どうしてこの水は凍らないのだろう。一度踏まれて水面が空気に触れる状態になっていると上から凍るのに。冷たい外気から遮断する雪の断熱力というのはかなりのもののようだ。しかし水が氷の割れ目から出てくるのか,横に流れているのか,よく分からない。

新聞によると,他の湖の上に作られたスケートコースでも,このような水でスケートがしにくくなっているところがあるようだ。

これまでの冬でも,こういった水っぽい箇所はあったが,これほどではなかった。こんなに寒い冬なのに水に悩まされるとは不思議なものだ。


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列車事故
今朝8:30頃,ヘルシンキ中央駅で列車事故があった。空走した客車4両が車止めも突き破り,駅併設のホテルに突っ込んだのだそうだ。

ニュースなどで見ると相当な衝突で,乗員の1人が軽傷を負った他は,死傷者は出なかったのが不思議なくらいだ。原因は調査中らしいが,ブレーキが凍結で効いていなかったとか。

遠いヘルシンキのことなので何の関係もないはずなのだが,たまたまこの朝,妻子が日本大使館に行くため列車でヘルシンキに向かっていた。ヘルシンキより十数km手前の Tikkurilaという駅に到着する寸前に,事故のため折返し運転するとアナウンスがあったらしい。

彼らはその駅で1時間待ったそうだが,列車で行けそうもないので一旦市バスで近くのヘルシンキ空港に向かい,エアポートバスに乗り換えて市街に向かった。私に電話をかけたりメッセージを入れたりして迂回方法を聞こうとしたのだが,こういうときに限って私の携帯電話が電池切れで,エアポートバスに乗ったころ私はやっと事態に気づいたのである。運の悪いのは重なるものだ。

ヘルシンキで用事はすんだが,とにかく帰ってこなければならない。午後になっても列車のダイヤは乱れたままで,長距離バスに乗るなどいろいろ方法も考えたのだが,駅に行ってみたらちょうどこちらに向かう列車が出るところだったとかで,少し遅れたが無事帰ってきた。

うちはヘルシンキに行くのは年1回あるかないかくらいだというのに,ちょうどこんな日に当たるとは。しかしまあ事故に巻き込まれなかったのが幸運といえるかもしれない。


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住人会議
住んでいる集合住宅の住人会議があった。

この会議は年に一度開かれる。以前住んでいた大きなアパートでは数十人が参加する,いかにも会議らしいものだったが,ここは7軒しかないので小ぢんまりしたものである。

今回は1軒欠席で,残り6名と管理人1人の出席。これでも多い方だ。

ある住人の家を会場にし,まずお茶とお菓子でなごんでから本題に入る。議題は管理人からの会計報告と住居で1年の間に起こったことの報告,そして翌年の予算などを中心に,生垣の刈り込みだとか共同の芝刈り機の修理だとか駐車のしかただとかさまざまな問題があって,終わるまでたっぷり1時間半かかった。

資料は事前に配られているが,会計については細かい数字が多いのであまり読む気にはならない。

何か月か前に隣の隣で水漏れ事故があり,それに関して修理代がかかったことを別とすれば,前年とそう変わることはない。

ただ今回,参加するのはあまり気が進まなかった。

というのも隣の,いつもよくしてくれるおばちゃんから事前に役員を引き受けて欲しいと根回しされていたのだ。役員は3名ということになっている。7軒しかないのに3名だからどうしても順番が回ってくるのであるが,うちは外国人で細かい監査などは難しいだろうからと免除されていたのだ。

が,何年もたつとそうも言っていられなくなってきた。

分かりました,引き受けますと返事しておいたのだが…。

実際の会議では,別の立候補者があってあっさり決まってしまった。普段めったに顔を出さない住人で,隣のおばちゃんもちょっと驚いていたようであったが,ともかく今期も役員を免れたのだった。


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新型インフルエンザ予防接種
新型インフルエンザの予防接種が始まっている。

息子は学校から予防接種の同意書用紙をもらってきた。これを提出すると今月下旬ごろ接種を受けることができる。

新聞によると8~9割の親が同意しているようだが,最近北部フィンランドで持病のない8才の女の子が新型インフルエンザで死亡するという事例があってから,一旦非同意としたのを撤回する親も増えているらしい。

妻は今日,接種を受けてきた。季節性インフルエンザと両方,左右の腕に注射したもらったという。新型インフルエンザの方が痛かったそうだ。そんな違いがあるのか?と不思議だったが,他の人も同じ感想だったというからやはりそうなのか。ずいぶん早く接種してもらえたのは医療関係者だからかもしれない。といっても患者との接触はないのであるが。

回りで新型インフルエンザにかかったという人の話は聞かないが,学校によっては多くの生徒が罹患しているらしいし,息子のクラスでも新型インフルエンザかどうかは判らないが数人が欠席しているそうだ。

私自身は10月に季節性インフルエンザの予防接種を受けたが,新型についてはまだ予定はない。できれば早めに接種してもらって,なんとか感染せずにすませたいものだが…。

ちなみにフィンランドでは,まだ新聞でも放送でも sikainfluenssa(豚インフルエンザ)という呼び方をしている。


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Onneaさんのクッキー
昨晩,日本から戻ってきた。

一時帰国はいつも楽しいものだが,今回はさらにふだんと違う出会いがあった。「金太郎クッキー」のOnneaさんとの。

元々私はクッキーの中でもアイスボックスクッキーが好きで,以前このブログで,マウリ・クンナスの絵本に関してコメントしていただいてからOnneaさんのブログを読むようになったのだが,次々と繰り出される金太郎方式クッキーの技術とセンスに感銘を受けていたので,この一時帰国の際に購入できないかと思い立ったのであった。

今回使うのが中部国際空港。たしか名古屋近辺の方だったので,この近くで買えるのではないかと。

で連絡を取ってみたところ,地元だからと空港で手渡しにしてもらえることになったのである。

さて当日。空港のロビーでOnneaさんと会い,クッキーやクンナスの話題に花を咲かせた。ちょうど出かける日の朝刊に,マウリ・クンナス60才&作家活動30年の記事が出ていて,彼の作品や生い立ちについて興味深い話もあった。これについては後で別に書こうと思っているが,しかし偶然にしてもできすぎではないかと思うほどのタイミング。

持参したクンナスグッズにも喜んでもらえて,感激だったのは注文の品と別にうちの犬をモチーフにしたクッキーをわざわざ作っていただいたこと。

というわけで家に持ち帰り,本人(本犬?)とツーショット。

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クッキーはもらえないと判っているので,ちょっとふてくされ気味でそっぽを向いている(笑)。


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一時帰国
今日から10日ばかり日本に一時帰国する。出張ではなくプライベートで行くのは何年ぶりか。

フィンランド航空で,割と安めのチケットを取り,昨日の朝オンラインチェックインもしておいたのだが,夕方になってフィンランド航空から携帯にメッセージが入っていた。

Finnair plus のポイント48000点で,この便のビジネスクラスにアップグレードできますというものだった。何度もフィンランド航空で日本に往復しているが,こんなオファーは初めて。本来設定されているアップグレードは12万点だったか,片道だから半分と考えてもお得な気はする。少し迷ったが受けることにした。携帯のテキストメッセージで本文に"U"と1文字で返信すればいいということだ。

返信すると確認のメッセージがまた入った。

ビジネスに乗るのは久しぶり。長距離フライトを楽に行けると思うとうれしい。

では,行ってきます。


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タイヤ交換
このところ,朝の冷え込みが続いている。今朝は -5℃だった。

天気はいいのだが,これで路面が凍結でもしていたらと思うと運転するのは怖い。

そろそろスパイクタイヤに交換する時期で,少し前に交換の予約を例年どおり11月初めに入れておいたのだが,この寒さで妻の不安が大きくなって来たので急遽予約を金曜日に変更した。で,今日天気予報を見たら明日はみぞれまじりの天気らしい。間に合えばいいが。

10月の半ばにタイヤ交換をするなんてここ数年なかったことだが,こういう年もあるのだろう。だいたいこの時期の寒さは一時的なことが多いので,スパイクタイヤになってから長い間道路を削りつつ走るのもいやだが,まあ安全優先ということで。


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消費税減税
フィンランドの消費税は基本的に22%だが,食品は17%,書籍や交通機関のキップ,医療品等8%のものもある。

このうち食品の消費税が10月1日から12%に下げられる。それまであと1週間だが,今日新聞に入ってきたチラシを見たらLidlというスーパーのチェーンで,すでに24日から新消費税を適用した値段にすると書いてあった。

Lidlについては2007年11月18日に書いたように,とにかく安売りを目玉にしているドイツのチェーンストアである。そうでなくても安いものが多いが,一足先に値下げすることでビジネスチャンスを狙っているということか。ちょっと驚いた。

ニュースで聞くところでは,最近の物価は食料品も含めやや下がり気味だそうだ。去年の物価上昇と比べるとずいぶんな違いである。これで消費税が下がると家計の食費も減るかな。


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きのこ
この土日はきのこ狩りにいそしんだ。

今年はめったにないほど,きのこの豊作の年である。妻の友人もしばらく前に大量のきのこを採り,その場所を教えてくれたので土曜日に妻と2人で出かけていった。

うちから直線距離はたいしたことないが湖をいくつも迂回していくので約60kmの道のり,しかも初めての場所である。地図を見つつ,小旅行のような気分で現地に到着すると,車が何台も置いてあるしバケツを持って森を歩いている人もいる。やはりきのこが多く出るのであろう。

ところが,我々にはきのこはなかなか見つからないのである。1時間ほど歩き回ったころ,やっとかたまって生えているのが見つかり,収穫は半リットルほどだった。ちょっと拍子抜けである。マツタケも,もしかしたらあるのではないかと気をつけていたが,それらしきものはなかった。

日曜日は,あまり期待もせず犬の散歩も兼ねてうちから10kmほどの森に家族3人で行った。

ところが,これが大当たりで次から次へと見つかる。

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1時間ちょっとで,5リットルかそれ以上になった。採れたきのこはアンズタケ(kantarelli)と,下の写真の suppilovahvero というきのこ。たぶん日本にはないと思うが,フィンランドでは親しまれているものだ。

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これからしばらくきのこ料理が楽しみだ。一度にこれほどの量が採れたのも初めてだし,今年のように何回も採れたこともない。やはり特別な年か。


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電磁調理器
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電磁調理器(インダクション・ヒーター,IHクッカー)を買った。

フィンランドでは調理にガスを使わず基本的に全て電気なので,コンロの火力は弱いし熱するのに時間がかかる。これには長い間うんざりしていた。特に炒め物などは野菜から水が出てきて煮たようになってしまうし,麺類をさっとゆでるにも火力が足りない。

電気コンロに失望したわれわれ夫婦は,プロパンガスのコンロを設置することを考えてみたが,ボンベの置き場や配管など問題が多すぎ,またどうやら屋内に設置するには規制があるらしいということで断念した。

そんな中,日本の実家ではガスコンロだったのがIHに替わっていて,一時帰国したおり使ってみてその反応の速さや火力がガスに劣らないのを知って驚いた。

こちらでは電気コンロとオーブンが一体化しているものが多いのだが,IHのものもあるので買い替えを検討しはじめた。多くが1000ユーロ(約13万円)以上なので結構大きい買い物である。慎重に決めなくてはならない。しかしIH方式となったらなったで4つあるすべてのコンロがIH,そうなるとアルミの鍋などは使えなくなる。日本ではオールメタル対応なんていう便利なIHもあるらしいが,こちらにはない。どうしてせめていくつかIH,いくつか通常のヒーターにしないのだろうと思う。

などと逡巡していたところ,電器店でOBH Nordicaというメーカーの2kwの卓上IHを99ユーロ(約1万3千円)で売っていたので,ちょっと迷ったが最初から総取替えにしてしまうよりまずは試しということで買ってみた。

さっそく試してみると,さすがにフライパンはあっという間に加熱し,熱量もまあ3人分の炒め物をするには充分,なかなかいい。

ところがうちにある鍋の大半は,加熱しようとしてもエラーが出て使えない。アルミ鍋は当然としてもステンレスは使えるはずではなかったのか。寸法のせいか?

ふと思いついてその鍋に磁石を近づけてみたがくっつかない。そういえば磁石の着かないステンレスがあると聞いた記憶もあるが,そういうステンレス鍋はうちにいくつもあるほど一般的なものなのか? ということで調べてみるとステンレスでもSUS430系の18-8や18-10は磁石に着かず,IHも使えないことが多いらしいと判った。発熱効率が悪くなるだけの場合もあるようだが,今回買ったIHは不適と判断して加熱をやめてしまうのである。

既存の鍋が使えないのは残念ではあるが,しかたがないのでIH対応の4リットルの,よく使う大きさの鍋を買った。

夕食の鍋料理も,加熱可能だった平たい鍋にこのヒーターを使ってみたがなかなかうまくいった。具材を追加してもあっという間に再沸騰するし,食卓でできるのが便利だ。

もっといろいろ試すのが楽しみである。


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日食の思い出
ちかごろ日本からのニュースは日食に関連した話題が多い。皆既日食が見られる地域もあるようで,いいなあ,行ってみたいなあとは思うがそうもいかない。フィンランドでは今回は部分日食にもならない。

私は子供のころから天文や宇宙に興味があったが,初めて日食を見たのは小学校のころでほんのわずか欠ける部分日食だった。ちょうど掃除の時間で,下敷きをかざして見た。せっかくの機会なのに時間割の変更も何もしてくれない担任をちょっとうらんだ。

次は大学生の夏休み中だったか,東京で6割くらい欠ける日食を見た。ピンホールからコンクリートに三日月形の太陽が写るのを写真に撮ったりした。

その次は1990年の夏,フィンランド東部のコッテージにいた。このときは皆既日食だったが天気が悪く,日食そのものは見ることができなかった。しかし雲に覆われていても空が真っ暗になり,遠くの地平線の方だけやや明るくなっていたのが印象的だった。これは日本でも部分日食になったらしい。日本とフィンランドで同じ日食が見えるというのも珍しいのではないだろうか。

それから2003年,やはりフィンランドで。この時は9割ほど欠けた。光が10分の1になるならさぞ暗くなるだろうと思ったのだが,欠けていくのがゆっくりで目が慣れてしまうせいか意外に暗いというほどではなく,景色が鈍い色になったなあというくらいだった。しかし細い三日月形に欠けた太陽は見ごたえがあった。

去年も部分日食があったらしいが事前に知らなかった上,その日の天気も悪くて見ることはできなかった。

一生に一度は皆既日食を見てみたいものだと思うが叶うだろうか…。

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近所づきあい
うちが今住んでいるところは rivitalo といって,2階建ての各戸が横につながっている,テラスハウスというのか日本ではあまり一般的でない形式の集合住宅。近所の人々とは会えば挨拶をするし機会があれば世間話をする程度の,割と浅いつきあいである。

この辺はかなり年配の人が多いのだが,中でも近所のあるおばあさんはちょっと苦手だ。つかまると繰り返しの多いおしゃべりが長々と続き,なぜかそのフィンランド語が分かりづらい。秋になればりんごが食べごろだから取りなさいとか,親切ではあるが家にいることが多いせいかわが家の動静をよく見ているようで,こまごまとしたことまで言ってくれる。

今日もすれ違いざまに言われたのが共用サウナのことだ。各戸にサウナがあるが,それと別に湖畔に薪で暖める共用サウナが2つあり,入り口の予約表に入りたい日時を書いて予約することになっている。実際は空いていることが多いので,予約を書き込まずに何度か使っていたのだが,そのことを指摘された。

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共用サウナ

予約表と使用料の支払いは一致していないといけないというのだ。共用サウナ使用は1時間あたり2ユーロ(約260円)を薪代として払うことになっている。うちは使用ごとに銀行振込みにしているのだが,予約表の記入分より多く入金することになっても構わないだろうと思っていた。

しかし近頃その支払いを怠っている者がいることが少し前から問題になっていて,予約表に記入しないことで使用していないように見せかけていると思われたらしい。そんなふうに疑われるとは思ってもみなかったが,今後は毎回記入することにします,と言うと振込み先の口座番号は知っているのか,振込み先名義は,いくら振り込んでいるのかなどを聞かれた。

こちらはネットでの銀行振込みで,よく使う振込先を選択するだけなので詳しいことは憶えていない。金額が1時間あたり2ユーロだというのは憶えているが,いくら説明しても一向に話を終わらせてくれず,疑念が晴れたのかどうかも定かでない。

この件に限らずどうも彼女は,近所で不都合が起こるとうちを最初に疑うようなのだ。共同の水道の栓がちゃんと閉めてなかったとか,共同の物置のドアが開けっぱなしだったとか。外国人で新参者(といっても5年目なのだが…)だからかもしれない。あるいは他の住民に対してもそうなのかもしれないけれど。

悪い人でないのは分かっているが,やはり敬遠してしまうご近所さんである。


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北欧雑貨の園
日本から来て滞在している母の風邪が抜けきらないので遠出もしにくく,近場で行くところということでカンガスアラの町にある,Pajutilaという所に行ってきた。

妻が以前から新聞広告で見て興味を持っていたのだが,Pajutila は日本語に訳せば「柳の園」くらいだろうか。事前にネットで調べたら http://www.marjamaenpajutila.fi/ というWebページがあったので,柳細工の品物を主に売っているとか,小動物もいるとかカフェがあるとかは分かっていたのだが,実際に着いてみてびっくりした。

人家もまばらな田舎で幹線道路沿いでもないのに,広い駐車場に何十台も車が駐められお客が出入りしていたのだ。夏休み中の週末とはいえ,そんなに人気の場所だったのかと。駐車場の付近に高さ6~7mはあろうかというキリンとかエッフェル塔を模した柳細工が立ち,古い農場を改造したと思われる敷地にもたくさんの柳細工の動物が配置されている。

元は民家の建物のいくつかが売店になっているのだが,それぞれの部屋に隅から隅まで淡い色調の北欧テイストの布製品や小物がきれいに並べられている。

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日本人でも北欧雑貨の好きな人が見たら大喜びするだろうと思う。日本から来たお客さんを連れて行くタンペレ周辺の場所としてはなかなかいいのではないだろうか。カフェで一休みして軽食やケーキも食べられる。

ただちょっと公共交通機関では行きにくいかもしれない。近くを通るSaarenmaantieにバス停はあるようなのだけれど実際にバスが走っているのかは疑問。上のWebページに住所や地図がありカンガスアラからの道が示してあるが,タンペレからなら車で十数kmで,Kaukajärvi地区のJuvankatuに入って道なりに行った方が近い。


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トルコのリゾート地で
1週間の旅行から帰ってきた。

今回の訪問先はトルコの地中海沿岸にあるアランヤというリゾート地。飛行機と1週間のホテルがセットになったパッケージツアーで行った。

アランヤというところは,フィンランド人にとってはおなじみの旅行先で,日本人にとってのハワイがフィンランド人にとってカナリア諸島ならここはグァムか台湾にあたるかもしれない。

私はトルコは初めてだったのだが,この町に行ってみたらフィンランド人を含め北欧人のリゾート客ばかりなので驚いた。町のいたるところに北欧語の表示があるし,店やレストランでは英語はもちろんだがスウェーデン語が通じたりするのである。タクシーに乗ったときなど,英語が通じなかったがスウェーデン語は通じた。私もそんなにスウェーデン語ができるわけではないが,知っている単語でなんとかやりくりした。英語は通じないがスウェーデン語は通じるという状況はスウェーデンでもフィンランドのスウェーデン語地域でも遭遇したことがない。それがまさかトルコで体験することになるとは思わなかった。

もっとも,タクシーの中にはノルウェーの旗が飾られていたから向こうはノルウェー語をしゃべっていたのかもしれない。

ちなみにフィンランドから来たというとフィンランド語で挨拶はしてくれるのだが,実用的な会話にはならなかった。

この町を基点にして,海で泳いだりトルコ料理を食べたり近郊の景勝地に出かけ,1日はパムッカレのツアーに行ってきた。未明に出かけて深夜に帰るという強行軍だったが,ライトブルーの水をたたえた真っ白な石灰棚が続くさまはさすがに絶景だった。

旅行中,暑さもだがとにかく日差しが強くてまいった。行く前こちらでは雨続きだったのでつい日差しに対する装備を怠ってしまい,今でも焼けた肩や腕がひりひりしてしかたがない。

帰ってきておだやかな森と湖を見たらほっとしたが,フィンランドでも記録的に温度が上がり好天続きだそうで,またしてもの暑さと日差しの強さにちょっととまどっている。

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アランヤの町と海岸

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鮮やかな緑色のマナウガット川

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パムッカレの石灰棚


現金お断り
フィンランドは日本よりカード社会だと思う。現金よりカードをよく使う。それもpankkikortti(銀行カード)という,日本でいうとデビットカードのような使い方が一般化している。

ほとんどの店でカードが使えるため,私なんかはあまり現金を持たず,念のため財布に入っている小額のお札さえ何週間も手付かずのことがある。

さて本題。夏休みで日本に行っている息子と私の母が近々フィンランドに来て,例年どおりみんなで旅行することになっている。今回は飛行機と1週間の宿泊がセットになっているツアーを利用することにした。新型インフルエンザ騒動などで出遅れてしまったので出発が間近となり,ツアー会社の代理店に直接行って予約することにした。普段はネットを使うのだが。

ツアー料金も4人分で二千数百ユーロ(30万円以上)になるはずで,銀行カードだと金額の上限があって決済できないかもしれないので,先に銀行に行って3000ユーロ(約40万円)をおろしてきた。こんな大金を持ち歩くのはめったにないことなので,街中を歩くのも緊張してしまう。

代理店で予約は完了し,支払いをしようとしたら,クレジットカードでも銀行カードでもいいが現金は受け付けていないという。安全のためだそうだ。しかしまさか現金だけだめとは思わなかった。銀行送金も可能だが,振込み済み書類がないと予約完了にならないらしいので面倒だ。だめかもしれないけれれどと銀行カードで試してみたら,あっさり決済できてしまった。

そして手元に現金が残ってしまった。先に上限金額を調べておけばよかったのだが,現金でなら確実に払えると思い込んだばかりに無駄足もいいところだ。

皆様もフィンランドではお気をつけください。え,まさか常識?


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税金の申告
何週間か前だが,今年も前年の税金の申告書類が送られてきた。

年間の所得とか源泉徴収とかがすでに記入されていて,最終的な税額が源泉徴収より少なければ払い戻されるし多ければ銀行振り込みの支払い用紙がついてくる。以前は全部自分で記入して申告したのだが,それよりは簡単になった。

そのままでよければ返信の必要はないが,内容を修正したければ用紙に記入して提出すると,数か月後にまた最終的な計算書が送られてくる。

私の場合は毎年ほぼ同じく通勤費の控除を修正として申告する。ちなみにフィンランドでは一般的には勤務先から通勤費は支給されないので自腹であり,やはり控除を利用して少しでもコストを減らしたい。

さて,ことしは修正申告がほとんどの場合オンラインでできるようになった。

http://www.vero.fi/veroilmoitus/ で右側にある Veroilmoitus verkossa のボタンを押すと,個人認証から始まって各項目の記入,提出までができるようになっている。

その下に Tutustu palveluun というボタンがあるが,これを押すとシミュレーションに入ることができる。架空の人物としてオンライン修正申告を体験するためのものだ。フィンランドの税金申告がどんなものか見てみたい方は試してみては。

その下には実際にオンライン申告をした人の数があり,現在16万ほどになっている。Yle放送のニュースによると修正申告をする人の数は約150万と見積もられているが,ネットを使った人は今のところ1割ちょっとということであり,政府としては作業量削減のためなるべくネットにしてほしいらしいが,この数は予想よりだいぶ少ないそうだ。

うちの場合,私はこのオンラインで申告したが,妻は去年までと同じく用紙に記入してポストに投函した。


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フィンランドに通算十数年住んでいます。家族は妻、高校生の息子、そして大型犬。

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