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| 来年度の履修登録 |
今週金曜日から第4学期の試験期間が始まるので試験勉強に忙しい(はずの)息子であるが,そんなさなか来年度の履修科目の登録が始まった。
登録はネットで行う。今学年の科目選択は入学前に提出していた希望調査にもとづき入学時にはすでに決まっていて,もし変えたければネット上で生徒が自由に変えられるというものだったが,2年目以降は完全に生徒が決めるようでまっさらな状態から始める。
単位制なので,自分のペースで履修計画をたてるのだ。卒業に必要な単位は75。うち必修科目の単位は息子の場合47.3である。今年度に登録した科目の単位が全部取れているとして,卒業には最少で残り41単位履修する必要がある。
各科目はいくつかの「コース」(kurssi)に分かれ,1コースは1学期単位(1学年5学期制)で週3時限の授業を受けて試験に合格すれば1単位となる。
これが日本のどのくらいの授業時間に相当するか考えてみると,息子の高校の授業は75分なのでもし45分授業なら1年間通しての週1時限に相当する。たとえば国語(フィンランド語),英語は各6コースが必修なのだが,これは1年から3年まで週に2時限ある場合と同じ授業時間になる。
授業に出ずに試験だけ受けるとか,提出物のみといったコースもある。その方が学習量は多めになって大変だそうだが。
どの科目も必修のみでなく任意のコースが多く用意されている。物理や化学は必修が1コースなのに対し任意はそれぞれ6と4コース。歴史は4コースが必修で任意が4コースなど。学年・学期が進むにつれて必修の足かせが減り得意科目や自分の受けたい授業が中心になっていくのでやりがいがあっていいと思う。クラブか趣味かというような楽しそうな科目,運転免許取得という科目もあって自動車学校の費用が割引になる上,単位として認められる。
履修登録は必修科目を取りこぼさずまた自分の受けたい授業が取れるように注意して,各学期ごとにコースを選択していかねばならない。同じコースでも教科担任の先生や時間の違うものを選べることもある。コースを決めると自動的に時間割も決まるし,逆に空いている時間によってコースが限られることもある。
1学年で無理なく取れる単位の数はだいたい30〜35,この数のコースをこれから決めなくてはならないのだが,こちらを取ってはあちらをやめ,といろいろな条件を考えると選択には結構時間がかかる。急いで決める必要はないが,時には受けたい授業が定員に達して取れないこともあるのであまりのんびりしてもいられない。
これが息子の高校の履修登録のシステムだが,学校が違えば方式も違うかもしれない。
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| スウェーデン語免除 |
先日のことだが,10月10日に書いたスウェーデン語履修について免除の申請に対する決定の通知が来た。
無事申請どおり認められて息子は高校卒業までスウェーデン語の履修は免除されることになった。
決定自体の内容は短いものであるが,文書には「この決定に不満がある場合」の手続きについて延々と書かれていた。
申請どおりなのだから不満があるはずもないのだが。すべての決定通知に付けられているものなのであろう。さらにいえば,申請書を書くときどのように書いたらいいか分からないので校長先生に何か見本のようなものはありますかと聞いたらほとんど文章全体を書いてくれて,私はただ一部穴埋めをしただけだ。その提出先が校長先生本人,決定者も校長先生である。親切というか回りくどいというか,まあともかくこういう手続きのしくみなのだろう。
これでスウェーデン語の履修が必要なくなったのはいいが,フィンランド語は外国人向けの授業が代わりに必修となり,一学期に履修したスウェーデン語とフィンランド人向けフィンランド語の2単位は,自動的に必修科目からはずされて選択科目の単位として算入されることになった。つまりあと2単位余分に必修科目を履修しなくてはならないということだ。
まあしかたないことではあるが,学年が始まる前に判っていれば,と思う。
高校ではスウェーデン語が必修でない学校も少数あるが,現在のところ義務教育では必修で,これについての議論はしばしば持ち上がる。スウェーデン語が使われるのは西南部の沿岸地域に限られているためそれ以外の地域では関心は低めで,特に東部ではスウェーデン語を選択科目にしてむしろロシア語履修の機会を多くすべきという意見も多い。とはいえスウェーデン語もフィンランドの公用語のひとつだから簡単に選択化はできないだろう。しかし調査によればスウェーデン語話者でさえ40%はスウェーデン語の選択化に賛成ということなので,今後は変わっていくかもしれない。
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| 高校で先生と面談 |
第2学期が始まったところだが,息子の通う高校で最初の保護者会があったので行ってきた。
全体会合に先立ち希望する先生と面談できる機会があったので,履修指導の先生とS2(Suomi toisena kielenä,移住子女向けフィンランド語)の先生と話し合った。
中でも履修指導の先生の話には驚いてしまった,というか履修計画が大幅に変わることになった。
というのも,S2履修者はAI(母語としてのフィンランド語でいわば国語)とB1(フィンランド話者向けのスウェーデン語)は必修ではないし,YO(共通高校卒業資格試験)でも必須ではなく,それによって進学できる大学の範囲も事実上ほとんど狭められないと,今回初めて聞いたからだ。
高校入学前の履修科目選択の段階から,スウェーデン語の必須度合いについては何度も聞いて必修ということなので履修登録したのに。S2とAIの関係や進学に関しても聞いたがはっきりした答えは今まで返ってきたことがなかった。しかも両方の科目の授業は第1学期からあった。それが無駄というわけではないが,こういったことが早く判っていれば履修の方針が変わっていたのに。教科書代だってばかにならない。
外国人は珍しいからということもあるが,特殊な条件についての規定は専門の先生にでも聞かないとなかなか知らされないのである。
まあしかし,フィンランド語,特に文献を読むのはまだ苦手な息子にとってはありがたい措置である。加えて,難読症を含め文を読むのに困難がある生徒は専門の先生から補助授業を受けられそれも単位に加算されるということも判ってきた。
こういった柔軟性や学習へのきめ細かい対応の一方で,履修の規定については今頃になって知らされるといういい加減さが同居しているのがフィンランドのシステムのようだ。
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| 関数電卓 |

息子が学校で一括購入した関数電卓が届いた。
テキサス・インスツルメンツ製で128ユーロ(約14000円)と,かなり高い。関数計算ができるだけでなくグラフが表示できたり,まあずいぶんいろんな機能があるようで,どう使うのやら文字キーがAからZまであるし,内臓メモリが20メガバイトとかパソコンに接続できてどうのとか,とにかく操作も面倒らしい。スイッチを入れるとまずホームスクリーンが表示されるのだ。
使い方についての質問がインターネット上でできるらしく,そのためのIDとパスワードがついていた。
高校の数学でここまで高機能なものが必要だろうかと思うのだが,テストの持ち込みやらなにやらで認められる電卓の幅は狭く,これを買う以外の選択肢は実質的にほぼなかった。
電卓の広告はちょうど新学期だからかよく新聞の折り込み広告にも出ていたが,こういった高機能なものは「長い数学」の履修者用で「短い数学」用はもっと簡単で安いものが多かった。それだってわれわれ親世代が大学時代に使った関数電卓よりずっと機能が多いのだが。
ま,せっかく買ったのだから活用してもらいたいものだ。
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| 高校授業開始 |
息子の高校の授業が始まった。
2日目には恒例らしい上級生の破天荒な歓迎会があったりなど楽しんでいるようだ。
高校になっても給食があり,ありがたいことに無料である。小中学校と共通のものらしい。
この高校にはグラウンドらしきものがないのでどこで体育の授業をするのかと思ったら,先日まで通っていた中学校の隣の体育施設である。4kmほど離れているのだが,そこへ行くためのバスの切符が学校から毎回支給されるという。ただし片道だ。今回体育の授業がその日の最後だからなのか,よく分からない。しかし片道ではかえって不便と自力で自転車や原付で授業に向かう生徒もいるらしい。
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| 高校入学 |
息子は今日から高校生になった。
初日は授業もなく,入学式と説明会くらいであったらしい。毎度のことながら入学式といっても日本のようにおごそかな式典ではなく,簡単な校長先生のお話くらいで終わったようだ。
その後クラスに分かれて説明を聞いたそうだ。授業は単位制なのでクラスごとに受けるわけではないのだが,やはりクラスのようなまとまりで先生からの伝達事項を聞く時間があるようだ。
学校や単位の取り方の説明などを書いた冊子を持ち帰ってきた。
中学と同じように電子連絡帳があり,親と学校の通信は主にWeb上で行なわれる。
授業は明日からで,5学期の最初の学期が始まる。
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